このブログでも何度も言ってきましたが、第９回林家彦いち独演会に行ってきました。
後で考えたら全然初めてではなかったのですが、こちらのツアーで行ってきました!!このツアー3,500円というのを覚えておいてください。
チラシには織姫館で着付けとなっておりますが前日に奄美の里に変更になりまして、11時半に到着しまずはお好み焼きかりんで腹ごしらえ。
イカ玉と豚玉。
そして、その後奄美の里にて着付け開始。私の着物は父のお下がりだったのでツアーとは関係なかったのですが快く着つけてくださいました。袴紐まで貸していただき大満足。着物着て妻の着付けを待っていたら、他のお客さんに「帯はどれがいいですかねぇ」と店員と間違えらました(*´∀｀)妻も「きれいきれい」と褒められまくってご満悦。
そして、いよいよ黎明館に移動。主催者の笑援隊こと平川さんともお会いすることができ、とっても良い席で見ることができました。
開演前には面白いアナウンスがあり、彦いち師匠＆丈二師匠のフリートークを挟み待ちに待った高座の始まり始まり。
一、林家久蔵 勘定板
落語百選で気に入り、練習したことのある勘定板をまさかここで聞けるとは思いませんでした。枕の時点で「言葉がわからない」というフレーズが出てきたので一瞬私の大好きな金明竹かと思いましたが、すぐに勘定板と気づき興奮しました。もうほんとに下品な話なんだけど、久蔵師匠の話し方が実にリアルすぎて爆笑。落語百選では勘定ぶつ前にソロバンが転がっていくんだけど、階段下で大ごとになってたのがすごくツボでした。
二、林家彦いち 初天神
もう、とにかく枕がおもしろすぎ。Tenbizの時に聞いたはずの話なのにほんとに笑えて、「石けんのごとぁ」のくだりは涙が出るほど笑えました。初天神は子どもが生意気すぎて、ご通行中のみなさんの「みーつ」コールが眼に浮かんで楽しめました。「サゲまでいくのか？いくのか？」と心配しながら見てましたが、うまいこと途中で落ちました。
仲入り
三、三遊亭丈二 1パーミルの恋人
今日の羽田空港まで鹿児島に来ると知らなかったという丈二師匠。自作の「1パーミルの恋人」でした。個人的には小田原丈という名前と阿部くんという名前がツボでした。
四、林家彦いち お菊の皿（皿屋敷）
新作がくると思っていたので、まさかの怪談もの（「続あらすじで読む古典落語の名作」ではパロディとなっていますが…）Tenbizの時に「客を見て噺しを決める」と師匠がおっしゃっていたので、笑いの沸点の低すぎる最前列のおばさまを含め温まり過ぎた客席を冷やすための怪談話なのかなと思っちゃいました。妻は「ホントはほんとに怖い話で『何で18枚数えるんだ』って聞いたときに『もうお前さんは死んでいるからだよ』って言って『きゃーっ!!』ってオバサン達泣きゃあいいのに」ってダークなこと言っておりましたが…
公演後、ロビーでお誘いに乗って来てくれた職場のお姉さまと話しをしていたところ彦いち師匠が出てきたので記念撮影していただきました。色紙も持ってくれば良かったー(´・ω・｀)
そして、平川さんとも一緒に記念撮影。
平川さんがブログに「若い人にきてほしい」と書いていたように思ってたより若い人が少なかったなぁという印象でした。
その後、奄美の里に戻り着替えて、ツアー最後の夕食となったのですが…
レストラン花ん華でいただいたのがこれ↓
奄美鶏飯 花ごろも 1,260円
いやいやいやいや、豪華すぎるでしょ!!元々、じゃんぼ餅だったはずなのに… 食べながら、「これ本当にお金払わないで帰っていいんかな」って焦りまくりですよ。
そんなこんなで大満足の1日でした。最初に3,500円って言いましたけど、チケットが2,000円（着物で行ったため内200円バック）、夕食が1,260円、着物のレンタルと着付け代が…240円。ん？勘定が合わない勘定が合わない!!(ﾟдﾟ)！（昇太の壷算風に）
彦いち師匠が噺の中で「誰も得しない」って言ってましたけど、完全に我々得してます。こういう大満足を感じるとお客ってリピートするんだろうなぁと思いました。
朝から私たち一組のために付き合ってくれた鹿児島県旅行業協同組合team魅旅の後迫さん、この落語を知る機会を作ってくださったTenbiz永山さん、そしてこんなに素敵な落語会を主催している平川さんには本当に感謝しております。また来年も絶対参加させていただきます。他にも面白いことあったら教えてください。できることはご協力させていただきますので。
◆店舗情報
奄美の里
099-268-0331
れすとらん花ん華099-267-1331
鹿児島県鹿児島市南栄 1-8
大きな地図で見る