劇団鳴かず飛ばず 演劇

【感想】劇団鳴かず飛ばず第11回公演『Chasing one another』

いやはや、ナカトバの皆さんお待たせしました。え?なに?待ってないって?

知ってますww

いやはや、今回も楽しませていただきました。ナカトバの舞台は本当に元気もらえますよね。衣装も素敵だし、大道具・小道具も素晴らしいし、女の子かわいいし、男の子もかわいいし。ただ、ごめんなさい。最初に謝っておくと今回、ちょっとだけ体調悪かったの。その流れで感染性腸炎になり3kg痩せたの。そのせいかメモ見てもあんまり思い出せないの。そういうことなので予めご了承ください。

以下、感想。(★は鑑賞時のメモ。書いた順番すら覚えていないorz 本当にすみません)

★大きかりすぎ
⇒これは大城さんがサイドをバッサリ刈ってた件ですな。まさに役者魂!!大毛ちゃんもバッサリいってましたな。

★よへーだけ男
⇒コロスの面々の中で下柳田くんだけ男性だったことについて。後々バニーちゃん着せること考えると、納得がいく

★宮田出てきた
⇒これは内容関係ないんだけど、自分の席の後ろに座ってたカップルの男性のほうが演劇関係者らしく彼女(と思われる)に色々解説をしてて、話の内容的に(「前回ちょっとだけ出させて」もらったとか)勝手に宮田くんだと思い込み、偶然近くに座っていた知り合いに「後ろに王子が座っとる」話していたところ、宮田くんが出てきて吹き出したっていう話。よく考えれば、宮田くんが出演すること知ってたし、面識あるから声で分かれよって感じだし、宮田くんバドガにちょっとだけじゃなくってかなり出てたので分からない方がおかしいんだけどね。宮田くんごめんね♡で、彼は誰だったんだ?

★ボツ、ゲッツ
⇒ボツの応酬の際のゲッツが好き。それだけ。

★肩ぐるましてるときの宮田の顔
⇒これ自分の中ですごい気に入ってたんだけど、何で肩車してたかも、宮田くんがどんな顔してたかも思い出せない。残念。

★大毛かんだ後の顔
⇒大毛ちゃんが噛んだのか、他の役者が噛んだのか忘れたが、その後の顔が良かった。らしい。

★田中亀甲しばり
⇒田中やん、輝いてましたよね~。今回一番ウケてましたよね~。私の観た回男性多かったので雰囲気良かったですが、お客さん全員女性にして反応見てみたいですね。更に張り切りそうww

★She SAID The START of All A White book?
⇒今回、場転で大活躍だった壁。素敵でしたね~。↑の文字がなかなか読めませんでした。

★博多弁
⇒ボスが博多弁なのか広島弁なのかよく分からんかった。極道といえば広島弁じゃろ。

★絹ごし→木綿
⇒何のことか覚えてないけど、気に入ったらしい。

★プリキュア→キンキン→ケロンパ 笑う
⇒平岡さんって、公演中に必ず1回は吹き出すイメージなんですが、今回は確かココだった。

★その格好、去年やれよ
⇒バドワイザーに扮したアンデルに向かって植田ちゃんのセリフ。曽山さんは相変わらずアドリブに安定感がある。ってか、アドリブですよね?

★大人の時間
⇒相変わらず今回もきわどい下ネタが多かったがそれでこそナカトバ、それでこそ演劇である。だが、その内教育委員会かPTAに怒られないか心配

★3匹のやぎのがらがらどん、金の斧、ハウス名作地獄めぐり
⇒今回のストーリーは不思議の国のアリスがモチーフになっていたわけですが、その他にも上記のような童話やらが出てきておもしろかった。がっらがっらどーんからのジャンプの流れ好きですよね。

★植田ブルース・リー
⇒植田ちゃんのブルース・リーの件についてだと思うが、そんなことよりアンデルの衣装のほうがよっぽどブルース・リーだった。

★ブログ、ホームページ
⇒田中やんの縄跳びの部分。多分田中やんは男子人気が半端ないww

★長渕の喧嘩キック-古っ-いや、新しい
⇒これすごい好き。確かに新しい。

★トランプマーク クローバー/タイツの色
⇒コロス達の衣装がトランプのマークモチーフだったんだけど、クローバー以外は全員上下同じ色だったのに、クローバーのタイツの色がオレンジだったってだけの話。

★マミエ「バカー!!」の後のアンデルの顔
⇒詳しいこと忘れたけど、マミエがたぶん総理に「バカー!!」って言った時のアンデルの顔がすごく良かった。

以上が、メモなのだがここまで書いてあることに気がついた。1枚足りない。確か、「ユダオブ・ザ・イヤー」とか「映画館」とか「イソップ前半MVP」とか「考えるポーズ」とか「大毛ちゃんの間(ま)」とか書いてあった(つまり1枚目)はずなのだが、紛失してしまった。前説の夫婦だからこそできるコブラツイストは最高だったし、ユダさんのダンスはやっぱり異空間だったし、西小野さんが個人的にすごくヒットしたし、考えるポーズはかわいかったし、アンデルの間は心地よかったし、その他にも結構書いてあったと思うんだけど残念です。ってか、パンフも公演後に飯食いに行った店に忘れたのよー。もう、なんだっていうのよー。

以下、全体の感想。

相変わらず、元気いっぱいの全員芝居で、今回は特に全体としての演技のレベルアップを感じました。ベテランの方々は言うまでもないですが、今回初舞台だった彼もそうとは思えない堂々ブリで、さすがとんでもない時間稽古しているだけあるなと感心しました。

ただ、個人的に何か物足りなさを感じて、それが何なのかを公演後からずっと考えていたんですが、

①役にハマりすぎてて意外性がない。
今までナカトバさんの芝居を4回しか見たことないのにこんなこと言うのもおこがましいのですが、マミエはまんま斎藤さんだし、植田ちゃんも見たことのある曽山さん、ローズも平岡さんで・・・メインから脇役に至るまでほとんどが役が役者に寄ってるイメージ。唯一、違ったのがアンデルだった。 脚本・演出が役者のことを愛しているのがすごく伝わってくるんだけど、やっぱり違った演技も観てみたいもので自分は大江戸の時の斎藤さんや米田君や曽山さんがすごく好きだし、コントライブ(リハーサル)の時の春田さん観てこういうのもいけるんだなぁと思ったので、ちょっと冒険した配役っていうのも観てみたいなぁ。

②キレイすぎる
これは好みの問題なんだろうけど 、体調悪かったせいもあるんだろうけど、もうちょっと人間臭いところがあっていいんじゃないかなぁと。登場人物がみんな愛すべき人物ばかりで、ダメなんだけど何だか好きになっちゃうみたいな、そんな役が今回いなかったんじゃないか。もしくはいたけど自分が気づかなかっただけかもしれませんが。バドガの時の斎藤さんみたいな。自分が今まで見たナカトバの公演で一番好きな人間臭い演技は大江戸ロケットの時の米田さんなんですけど、あんな感じ。明るくて楽しいのがナカトバっていうのは分かるんだけど、そこにスプーン1杯でいいから汚さが欲しいな。

③緊張と緩和の切り替えがうまくできなかった
これも体調のせいかもしれないのだけど、なんとなくジェットコースターの様に2時間が過ぎていった印象。1回だけ田中やんの縄跳びのシーンで休まったけど、何か疲れた。他の時間観た方の感想では2時間半って書いてあったけど2時間半あったので30分尺を詰めた?さすがに30分は詰めないか。

 

いや、体調が良ければ、もしくは2回観とけばまた違ったのかもしれません。だって、今回チケット配った皆さん(未確認1名を除く)、大絶賛でしたから。それにいつも劇評(ちなみに私のは批評でもなんでもなくただの感想)をブログに書かれてる方がいていつも拝見させていただいてるんですが、酷評しか見たことないのに褒めてましたから。すみません、次回からコンディション整えていきます。ちゃんとランニング再開します。

 

以下、招待した方々の感想です。

Aさん(女性。プロのは観たことあるけどアマチュア劇団の観劇は初めて)
・何よりもまず、舞台に感動した。あれを自分たちで作っているとは思えない。
・衣装もセンスが良くて、観る前はもっと貧乏臭いものだと思っていたが、全く感じなかった。
・(遅刻してきたこともあって)アンデルが主人公かと思って観てた。
・ 1年に1回じゃもったいない。もっと演ればいいのに。
・こんないい舞台だったら毎年新しいもの演るんじゃなくってナカトバといったらこれっていうのを作っちゃダメなのかなぁ。
・皆さんプロかと思った。

Bさん (男性。地方劇団は久々)
・最初噛みかみだったので心配したけど、すごく面白かった。

Cさん(女性。ナカトバ3回目)
・ナカトバ良かったよ。平岡さんと曽山さんはやっぱりすきだなー。と。赤池さんもすごくよかった。ながれが研究所抜け出した人ってゆうくだりが解りにくかった。最後の方まで斎藤さんだとばっかり思った。バニーガール斎藤がエロい感じで良かった。組長うまいしおもしろいしで最高でした。 亀甲縛りの人とオカマのひとはやっぱりなんかおもしろいね!安心して見てられるよね。ユダさんのダンス?は初めて見たけどすてきだね。全体的にちょっと長かったよね?ちょっと疲れたよ。

赤池ちゃん、名前が出てきてないけど、あなたの演技最高です。大好きです。いや、マジで。芝居で飯食ええるよ。←ええ、単なる無責任発言ですが、本当にそう思います。

相変わらず4,000字も偉そうに書いてすみません。そろそろ誰かと取っ組み合いの喧嘩になるかもしれません。元サッカー部の彼だけはやめてください(強そうなので)。その時は走って逃げます。本当は皆のことが大好きなだけです。コロスの中に見知らぬかわいい子がいましたが、誰なのか教えて下さい。今のは忘れてください。皆愛してます。取りあえず半年間ゆっくり休んでください。上町組はこんな駄文読んでないで稽古してください。観に行きますので。

それでは、さらばじゃ。

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