※注 正解は正式なものではありません。正確な解答は主催者の発表をご覧ください。
解説に関しても私が個人的に書いているだけですので悪しからず。
おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。
特にこの科目は私不合格ですので当てにならないです(笑)
一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html
問11 次の文は、乳幼児の気質と環境との適合についての記述である。最も関連の深い人物として正しいものを一つ選びなさい。
子どもの気質の個人差に関する調査の結果、子どもの気質の特性として、身体活動の活発さや、睡眠や排泄の規則性など、9つの特性を見出した。さらに9つの特性の組み合わせから、子どもの気質を「扱いやすい子」「扱いにくい子」「立ち上がりが遅い子」の3タイプに分類した。環境としての親の養育態度が子どもの発達によい環境をもたらすか否かは、子どもの気質や能力と親の期待や要求その他の傾向との適合によると考えられる。
1コンドン(Condon, W.S.)とサンダー(Sander, L.W.)
2ゴールドスミス(Goldsmith, H.H.)とキャンポス(Campos, J.J.)
3セルマン(Selman, R.L.)とバイルン(Byrne, D.F.)
4トマス(Thomas, A.)とチェス(Chess, S.)
5ルイス(Lewis, M.)とブルックスガン(Brooks−Gunn, J.)
【私の解答】2
【正解】4
【解説】
コンドンとサンダー:新生児の同期行動
ルイスとブルックスガン:寝てる赤ちゃんの顔に落書きし起きた後に鏡を見せる実験
問12 次の文は、身体感覚と環境に関する記述である。適切な記述を◯、不適切な記述を✕とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 身体感覚をともなう経験をすることによって、子どもの感性や認識力、表現力などが培われる。
B メディアや他の人から情報を得る間接経験とともに、事物や現象に自らの身体を用いて働きかける直接経験を保育では大切にする必要がある。
C 戸外の保育においては、子どもは身体を動かしながら外界を確かめ、好奇心や探究心を満たしていく。
(組み合わせ)
ABC
1◯◯◯
2◯✕◯
3◯✕✕
4✕◯◯
5✕◯✕
【私の解答】1
【正解】1
問13 次の文の( )にあてはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
今日においては、社会の急激な変化や大きな変化に適応でき、生涯にわたってたくましく生きるための力が重要である。したがって、困難な状況であっても、柔軟に対応しそれを乗り越えていく力、すなわち( )を育むことも保育者に求められている。
1センス・オブ・ワンダー
2コンピテンス
3レジリエンス
4トレランス
5アフォーダンス
【私の解答】4
【正解】3
【解説】
2コンピテンス
コンピテンスとは、言語心理学や認知心理学では、深層構造にある言語能力といった潜在能力を示すものであり、発達心理学では、人にすでに備わっている潜在能力と、環境に能動的に働きかけての自らの有能さを追及しようとする動機づけを、一体のものとして捉える力動的な概念を指すもの。特に、ホワイト,R.W.は、この動機づけの性質をエフェクタンスという用語で記述し、発達を促進させるものは、自己の活動の結果、環境に変化をもたらすことができたという効力感であるとした。
コンピテンス:心理学用語集(http://www.1-ski.net/archives/000150.html)
4トレランス:耐性
5アフォーダンス:環境が動物に対して与える「意味」
問14 次の文は、子どもの行動理解に関する記述である。( A )〜( C )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ある場面において適切に行動することができないと、その行動の原因をその子の性格や人格に結びつけてしまいがちである。しかし、( A )では、適切な行動をまだ( B )していないか( B )が不十分であると考えるか、不適切な行動を( B )してしまったと考える。
したがって、前者の場合は、( C )を学ばせたり、( B )の機会を補うようにし、後者の場合は適切な行動を適切な場で実行できるようにすればよいと考えるのである。
【語群】
ア新たな行動 イ質的分析 ウ学習 エ訓練 オ行動分析 カ特別な行動
(組み合わせ)
ABC
1イウア
2イウカ
3イエカ
4オウア
5オエカ
【私の解答】4
【正解】4
問15 次の文は、知能についての記述である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
( A )は、さまざまな文化的領域で発揮される才能についての考察などから、複数の独立した領域からなる知能の構成体を考え、( B )理論を提唱した。そこでは、言語的知能や論理数学的知能のほか、音楽的知能、空間的知能などがあげられている。単に現象を説明するための理論ではなく、教育への応用まで射程にいれた実践的な理論の構築をめざしていることが特徴といえる。
(組み合わせ)
A B
1ガードナー(Gardner, H.) 境界性知能
2ガードナー(Gardner, H.) 多重知能
3サーストン(Thurstone, L.L.) 絶対知能
4サーストン(Thurstone, L.L.) 多重知能
5サーストン(Thurstone, L.L.) 境界性知能
【私の解答】1
【正解】2
【解説】
サーストン:等現間隔法を用いた客観的な『態度尺度』の作成
境界性知能:IQ71~84