08子どもの食と栄養 保育士 平成25年保育士試験

子どもの食と栄養 問6~10 平成25年保育士試験

「子どもの保健」が途中ですが、「子どもの食と栄養」がマイブームなので失礼します。試験1ヶ月前にして何やってるんだww

最近は保育士試験の検索ワードでたどり着く方が一番多く閲覧時間もダントツなのですが、少しくらいコメントしてくれたっていいんだぜ!

 

※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

 

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

 

問6 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A離乳の開始とは、初めてドロドロした食物を与えた時をいう。その時期は生後4か月になった頃が適当である。
B離乳の開始では、母乳やミルクは飲みたいだけ飲ませる。
C調味について、離乳の開始頃では調味料は必要ない。
D生後か9月から11か月頃の〈食べ方の目安〉のひとつに、「食事のリズムを大切に、1日3回食に進めていく。」が示されている。

(組み合わせ)
ABCD
1○○××
2○×○×
3×○○○
4×○×○
5××○×

【私の解答】5

【正解】3

【解説】
A 4ヶ月ではなく、5、6頃が適当
BCは頻出なので覚えておく。この問題はBCが分かっていれば3を選択できる。あとは食事の回数と時期は暗記しましょう。

 

 

問7 次の文は、幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 朝・昼・夕の三度の食事を規則的にして、間食は時間と量を決めて与えるようにする。
B 間食は、発育・発達状況や生活状況等に応じて、日全体の概ね10〜20%程度の量を目安にする。
C 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)では、子ども(歳)の食事量の目安は、主食、副菜、主菜をそれぞれ成人の1/2弱程度としている。
D 「日本人の食事摂取基準(2010年版)」では1~2歳と3~5歳の脂肪エネルギー比率(%エネルギー)は、男性女性ともに、20以上30未満とされている。

(組み合わせ)
ABCD
1○○○○
2○○×○
3○×○×
4○××○
5××○×

【私の解答】4

【正解】1

【解説】
B 朝食20~25% 間食10~20% 昼食25~30% 夕食25~30%
C 「エネルギー及び主要な栄養素の試算から、子ども(1歳)の食事量を検討すると、主食、副菜、主菜をそれぞれ1/2弱、果物を1/2程度の割合が、1日の目安となる量と考えられた。」(p.56)
D むしろ脂肪エネルギー比率(%エネルギー)は0~5ヶ月の50、6~11ヶ月の40を覚えましょう。

【参考】
厚生労働省:「授乳・離乳支援ガイド」の策定について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.html

厚生労働省:「日本人の食事摂取基準」(2010年版)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/sessyu-kijun.html

 

問8 次の文は、幼児期の摂食機能と食行動に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 12〜18か月頃は、手づかみ食べが上手になるとともに、食具を使った食べる動きを覚える。
B おおむね2歳では、基本的運動機能や指先の機能が発達する。それに伴い、食事など身の回りのことを自分でしようとする。
C最初の永久歯の萌出は、3歳頃である。
D幼児期には、睡眠、食事、遊びといった活動にメリハリが出てくるので、一生を通じての食事リズムの基礎を作る重要な時期になる。

(組み合わせ)
ABCD
1○○○×
2○○×○
3○×○×
4×○×○
5××○○

【私の解答】4

【正解】2

【解説】
C 2歳半~3歳半にかけてようやく奥歯(乳歯)が生えそろう。永久歯が生え出すのは6歳~

問9 次の文は、学校給食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A「学校給食法」では、学校給食の目標の一つに、「適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。」をあげている。
B「学校給食法」において、「学校給食」とは、学校給食の目標を達成するために、義務教育諸学校において、その児童又は生徒に対し実施される給食をいう。
C 学校給食の食事内容については、地場産物や郷土に伝わる料理を積極的に取り入れ、児童生徒が郷土に関心を寄せる心を育むとともに、地域の食文化の継承につながるよう配慮する。
D 学校給食の調理方式には、自校の調理室で自校分を調理する単独調理場方式と、共同調理場で複数校分を調理する共同調理場方式がある。

(組み合わせ)
ABCD
1○○○○
2○×○×
3○××○
4×○○○
5××○×

【私の解答】2

【正解】1

【解説】

(学校給食の目標)
第二条  学校給食を実施するに当たつては、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、次に掲げる目標が達成されるよう努めなければならない。
一  適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
二  日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
三  学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
四  食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五  食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
六  我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
七  食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

(定義)
第三条  この法律で「学校給食」とは、前条各号に掲げる目標を達成するために、義務教育諸学校において、その児童又は生徒に対し実施される給食をいう。

【参考】
学校給食法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO160.html

 

問10 次の文は「日本人の食事摂取基準(2010年版)」における学童期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 体重1kg当たりの基礎代謝量である基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、男性女性ともに、6~7歳のほうが3~5歳よりも高い値である。
B 8~9歳では、たんぱく質の食事摂取基準(推奨量:g/日)は、男性のほうが女性よりも多い。
C 10~11歳では、男性と女性のカルシウムの食事摂取基準(推奨量:mg/日)は、同じである。
D 脂質の食事摂取基準(脂肪エネルギー比率:%エネルギー)は、男性女性ともに、年齢が高くなるにつれて多くなり、10〜11歳では、25以上35未満とされている。

(組み合わせ)
ABCD
1○○×○
2○○××
3○×○×
4×○×○
5××○×

【私の解答】2

【正解】5

【解説】
A 男性 3~5歳54.8 6~7歳44.3  女性 3~5歳52.2 6~7歳41.9とともに3~5歳の方が高い。
B タンパク質の食事摂取基準は10歳以降で男女差が出てくる。
D 「25以上35未満」ではなく「20以上30未満」

【参考】
厚生労働省:「日本人の食事摂取基準」(2010年版)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/sessyu-kijun.html

 

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