08子どもの食と栄養 保育士 平成26年保育士試験

子どもの食と栄養 問6~10 平成26年保育士試験(再試験)

※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

問6 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)に示された咀しゃく機能の発達の目安に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 離乳食の開始の頃は、口の前の方を使って食べものを取りこみ、舌と上あごでつぶしていく動きを覚える。
B 7、8か月頃は、舌と上あごでつぶせないものを歯ぐきの上でつぶすことを覚える。
C 9~ 11 か月頃は、口へ詰め込みすぎたり、食べこぼしたりしながら、一口量を覚える。
D 前歯が8本生え揃うのは、1歳前後である。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○

【私の解答】1 ×不正解

【正解】5

【解説】

A.表記は7、8か月頃。離乳の開始の頃は「口に入った食べものをえん下(飲む込む)反射が出る位置まで送ることを覚える」
B.表記は9~11か月頃。
C.表記は12~18か月頃。

【参考】

厚生労働省「咀しゃく機能の発達の目安について」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-10_23.pdf

問7 次の文は、乳幼児期の栄養と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A ローレル指数は、乳幼児の体型バランスを測定する方法である。
B 幼児(3~5歳)のお弁当は、1日の食事摂取基準の約1/3 が摂取できる内容であることが望ましく、エネルギーは700kcal 程度が適当である。
C 野菜・果物類は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの給源なので、十分な量を摂取することが望ましい。
D 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)において、子ども(1歳)の1日の食事量の目安について、成人と比較して、果物は1/4 程度としている。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × × ○ ○
5 × × ○ ×

【私の解答】5 ○正解

【正解】5

【解説】
A.ローレル指数は学童期の指数。乳幼児はカウプ指数。
B.分かりません。すみません。
D.果物は1/4ではなく1/2程度(参考 p.56)

【参考】

厚生労働省:「授乳・離乳支援ガイド」の策定について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.html

 

問8 次の文は、「平成17 年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)における幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 朝食に欠食がみられる子どもの割合は、就寝時刻が遅くなるにつれて高くなる。
B 「遊び食い」が最も高率でみられるのは、1歳~1歳6か月未満である。
C 「むら食い」は、年齢が高くなるにつれて増加していく。
D スポーツドリンクなどのイオン飲料については、およそ10 人に1人が、ほぼ毎日飲んでいる。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 ○ × × ○
5 × ○ ○ ○

【私の解答】4 ○正解

【正解】4

【解説】分かりません。すみません。

【参考】

平成17年度乳幼児栄養調査結果の概要|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/06/h0629-1.html

 

問9 次の文は、「学校給食法」に掲げられている学校給食の目標に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
2 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。
3 我が国の食料自給率の向上についての理解を深めること。
4 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
5 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。

【私の解答】3 ○正解

【正解】3

【解説】学校給食法

 第二条 学校給食を実施するに当たつては、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、次に掲げる目標が達成されるよう努めなければならない。
一 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。(※選択肢3)
二 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
三 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。(※選択肢1)
四 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
六 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。(※選択肢4)
七 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。(※選択肢2)

【参考】

学校給食法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S29/S29HO160.html

 

問10 次の文は、学童期・思春期の心身の特徴と栄養に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 学童期後半から思春期にかけて第二発育急進期がみられ、身長、体重ともに旺盛な発育量を示すようになる。
B 男女間には発育の差が認められ、男子のほうが女子よりも早く第二発育急進期を迎える。
C 「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」において、10 ~ 11 歳のたんぱく質の食事摂取基準(推奨量:g/ 日)は、男性のほうが女性よりも多い。
D 「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」において、10 ~ 11 歳の脂肪エネルギー比率(%エネルギー)は、男性女性ともに25 以上35 未満である。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ×
4 × ○ ○ ×
5 × × ○ ○

【私の解答】5 ×不正解

【正解】3

【解説】

B.男子よりも女子のほうが早い
C.男女別に設定されていない
D.男女ともに20以上30未満の誤り(※参考p.104)

【参考】

厚生労働省:「日本人の食事摂取基準」(2010年版)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html

 

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