08子どもの食と栄養 保育士 平成26年保育士試験

子どもの食と栄養 問11~12 平成26年保育士試験(再試験)

5問区切りだと時間がかかりすぎてやる気が起きないことが分かりましたので、アップするために小刻みにしてみます。

最近は保育士試験の検索ワードでたどり着く方が一番多く閲覧時間もダントツなのですが、少しくらいコメントしてくれたっていいんだぜ!

※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

 

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

 

問11 次の文は、母乳分泌と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 下垂体後葉から分泌されるプロラクチンは、母乳分泌を抑制する。
B 「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」において、授乳婦の付加量は、妊娠中の体重増加の減少分と、泌乳に伴う付加量を考慮する必要があるとされている。
C 「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」において、推定エネルギー必要量(kcal/ 日)の授乳婦の付加量は、身体活動レベルⅠ、Ⅱ、Ⅲともに、妊婦中期の付加量より多い。
D 母親が摂取したアルコールは、母乳中に移行する。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ○
5 × ○ × ○

【私の解答】4

【正解】4

【解説】
Aプロラクチンは下垂体前葉から分泌され、母乳分泌を促進する。

【参考】
日本人の食事摂取基準|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/syokuji_kijyun.html
※2015年版が出ているので注意。

2015年版主な改訂ポイント
【主な改定のポイント】
1)策定目的に、生活習慣病の発症予防とともに「重症化予防」を加えたこと。
・エネルギー・栄養素と生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病)の発症予防・重症化予防の関連についてレビューを行い、検討。
2)エネルギーについて、指標に「体格(BMI)」を採用したこと。
・エネルギーの摂取量及び消費量のバランス(エネルギー収支バランス)の維持を示す指標として、体格(BMI:body mass index)を採用。
・成人期を3つの区分に分け、目標とするBMIの範囲を提示。肥満とともに、特に高齢者では低栄養の予防が重要。
3)生活習慣病の予防を目的とした「目標量」を充実したこと。
・ナトリウム(食塩相当量)について、高血圧予防の観点から、男女とも値を低めに変更。
18歳以上男性:2010年版 9.0g/日未満 → 2015年版 8.0g/日未満
18歳以上女性:2010年版 7.5g/日未満 → 2015年版 7.0g/日未満
・小児期からの生活習慣病予防のため、食物繊維とカリウムについて、新たに6~17歳における目標量を設定。

【引用元】「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書を取りまとめました |報道発表資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html

 

問12 次の文は、妊娠と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 妊娠中の体重の増加は、子宮内での胎児の発育と胎盤や羊水の増加、母体側の貯蔵脂肪や血液の増加などによる。
B 「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」では、妊婦の最終体重増加量を11kg として、エネルギーや栄養素の摂取基準を策定している。
C 妊娠中の貧血を改善しないと、胎児の発育や産後の回復に影響を与える場合がある。
D 「日本人の食事摂取基準(2010 年版)」において、妊婦の鉄の付加量(月経なし:推奨量:mg/ 日)は、初期、中期、末期を通して同じである。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ ○ ×
3 ○ × ○ ×
4 ○ × × ○
5 × × × ○

【私の解答】3

【正解】2

【解説】
D 初期:2.6mg/ 日 中期:12.9mg/ 日 末期:17.5mg/ 日のため誤り

【参考】問11に同じ

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