ある時期からむっちゃ臭くなってる社用車がひとつありまして、皆が頑張って掃除してくれたお陰でだいぶマシになったんだけど、それでもまだ臭くてですね。そのくしゃ用車で外出した後輩が帰社するなり「あんまり臭くなくなってたわ。暑くなくなったからかな」。すると別のスタッフが「いや、そんなことないですよ。鼻がおかしくなったんじゃないですか」。
それがそんなことあるみたいです。
温湿度条件が嗅覚閾値及びにおいの主観評価に及ぼす影響に関する研究
http://www.arch.eng.osaka-u.ac.jp/~labo4/research/nioi/nioi2.pdf
温湿度条件がにおいの閾値及び主観評価に及ぼす影響
(その 2)α-ピネン、トルエン、メチルメルカプタンに関する検討
http://server-labo4.arch.eng.osaka-u.ac.jp/~serverlabo4/www/paper-top.files/2003_pdf/2003aij/03-a-02.pdf
とこちらの研究が使えるんじゃないかと思ったんだけど、思いっきり
各温湿度条件について個人内の閾値のばらつきと個人間の閾値のばらつきについて検定を行ったところ、両者のばらつきに概ね有意な差は見られなかった。
と書かれていて無念。しかし、
全体的な嗅覚閾値のばらつきを考慮しても、温湿度が高くなるほど嗅覚閾値が高い傾向が全体的に得られていることがわかる。
と書かれており、やっぱり温度や湿度が高い夏のほうが嗅覚閾値が高いんやん!
ん?嗅覚閾値って何よ。高いってどういうことなのよ。
ということで、消臭剤から脱臭装置まで扱ってらっしゃる株式会社カルモアのサイトのにおい用語辞典より引用。
嗅覚閾値
嗅覚閾値には検知閾値(絶対閾値ともいう)、認知閾値、弁別閾値がある。
検知閾値は何のにおいか分からなくても何かにおいを感知できる最小濃度、認知閾値は何のにおいか感知できる最小濃度、弁別閾値は主ににおいの強度について感覚的に区別できる最小濃度である。6段階臭気強度表示では検知閾値は1に、認知閾値は2に相当するとされている。
三点比較式臭袋法では現場から採取したにおいの検知閾値を求め、そこまでの希釈倍数を臭気濃度とし、臭気の規制基準に用いている。耳鼻咽喉科では域値と表現する。嗅覚閾値|か行|におい用語辞典|消臭剤・脱臭装置・臭気対策・ニオイセンサーなら株式会社カルモア
https://www.karumoa.co.jp/glossary/ka/details_23.html
うーん。わからんな。誰か説明して(笑)
でも、冬は香水強めに付けても大丈夫っていうものね。逆に夏はたくさんつけすぎるともわ~ってするっていうもんね。ということで、もわ~っとしたまんまでこの話はおしまいです。