先日のこと、息子が第97回箱根駅伝 速報号(陸上競技マガジン2月号増刊)を開いて、何やら電卓を弾いていた。
何をしているのかと聞くと、各チームの区間順位の平均を出すという。
それならついでに、と往路と復路の平均も出してもらった。
左から「①実際の総合順位」、「②10区間の順位平均」、「③10区間の順位平均の昇順」、「④往路の順位平均」、「⑤往路の順位平均の昇順」、「⑥復路の順位平均」、「⑦復路の順位平均の昇順」となっている。
当たり前のことだけれど、②の10区間の順位平均が高ければ高いほど、①実際の総合順位が高くなるのだけれど、必ずしもイコールでない点はおもしろい(順位平均だと創価大学は1位だったり、12位の中央大学がシード圏内に入ったり。
統計のことはよく分からないのだけれど、せっかくなので往路と復路に分けて「各日の平均順位の平均」が総合順位にどれほど影響しているかを出してみた。
「④往路の順位平均」と「①実際の総合順位」の相関係数は0.812414141。「⑥復路の順位平均」と「①実際の総合順位」の相関係数は0.824485326。と若干ながら復路の順位平均の方が往路よりも総合順位に影響していることが分かる。
往路は超スローペースでスタートし、長時間集団走だったせいでタイム差がなかったからかと思ったら
往路 1位 創価大学 05:28:08 最下位 専修大学 05:49:59 タイム差:21:51
往路 1位 青山学院大学 05:25:33 最下位 山梨学院大学 05:38:58 タイム差:13:25
と往路の方がタイム差があることが判明。やっぱり5区の上りがあるので往路はタイム差がつきやすいのかしら。そう考えると、復路で逆転するのってかなり難しくない?そして往路の方が相関係数高くなるべきじゃない?とても不思議だ。
ちなみに我が家の青学ファン(10歳)は早くも来年の青学のオーダーを考えていた。
1区 宮坂 2区 岸本 3区 近藤 4区 佐藤 5区 飯田
6区 高橋 7区 中倉 8区 西久保 9区 中村 10区 中原
1年生も入る前から何をやっているのだろう。これを見ても私には一切分からない。
来年の結果見て、答え合わせしたいのだけれど、予想したことを覚えてられる自信がない。