LED CHAPLIN' 演劇

LED CHAPLIN’ 3rd session 『檸檬』 その1-桜の樹の下には-

本日、山形屋にてLED CHAPLIN'『檸檬』チケット買ってまいりました!!

最近、twitterで『檸檬』に出演されるお方から「噂は聞いてます」的なことを言われ、「ブログで好き勝手書いてるからみんな怒っているに違いない!!」と先日の鳴かず飛ばずさんとLOKEさんの公演は当日券で行きましたが顔が割れないように前売り券を購入(笑)買った際に山形屋の方が「観る時間決まってたら他の時間消すように言われてるんですが決まってないならいいですよ」と言われたのですが、レッチャのブログにチケットは時間指定だと書かれてて観れないと嫌なので宣言します。私のチケット「Y101」です。19時からの回にお邪魔します。っていっても、これメンバー見てなかったら意味ないけど。
さて、今回の舞台は梶井基次郎の檸檬が原作なわけなのですが、高校時代に買った奴が見つからず。ネットで見つけて読み返してみたところ、「短い」「モノローグのため登場人物が一人しかいない」ため正直どうなるのか全く分からなかったのですが。
チケット買った際にフライヤーも一緒に貰ったところ、同じ小説に収録の2作品と合わせて3部作とのこと。
今日から3日間、一作品ずつの原作の紹介をすることで舞台の宣伝になればと思います。
ということで、本日は
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act.1 桜の樹の下には
この作品は檸檬よりさらに短い作品です。やはり主人公のモノローグで進みます。桜の美しさが信じられず、2・3日不安で憂鬱で過ごした主人公が、「桜の樹の下には屍体が埋まっている」と思うことで、その美しさに納得し心のバランスを取ろうとする。自分の中にある劣等感を、美しさと背反する屍体が埋まっていると決め付けることでごまかす。多分、こういうお話なんだと思う。
今回の3作品ともそうなんだけど人間の汚さというか裏の部分が表現されているように思う。でも、それって絶対みんな持っているもので、この作品の「桜⇔屍体」という対比も、私達が日常的に抱く「劣等感、妬み」を表したものではないか。例えば、すごく仕事のできる同僚を妬みつつもその奥さんがブサイクなのを見て少しほっとするみたいな。女性だったらすっごいきれいな人を妬みつつもその人の鼻毛が出てるの見てちょっとうれしくなるみたいな。
全然うまく説明できないですが公演前に読んでおくといいかもです。
こちらから読めるのでよかったらどうぞ

⇒青空文庫HP 梶井基次郎『桜の樹の下には』
※私、全く劇団関係者じゃありませんし、舞台の内容も知りませんのでここに書いてあることは公演とは直接関係ございませんのであしからずご了承下さい。

◆公演情報
LED CHAPLIN' 3rd session『檸檬』
原作/梶井基次郎
構成・演出/市原大海
【日時】
2010年12月12日(日)
11:00/14:00/19:00(3回公演)
※開場は30分前
【場所】
鹿児島市中央公民館
【入場】
大人 /前売り1,000円(当日1,300円)
高校生以下 /前売り800円(1,000円)
※未就学児は無料。ただし保護者同伴。
【キャスト】
福薗宏美(劇団LOKE)
岩元恵理(演劇ユニット ノヴァの刺身)
Royzi(劇団XERO)
湯田葵(演劇ユニット ノヴァの刺身)
冨吉ひかる(ALiCE-IN-NEVERLAND)
市原大海

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