PechaKucha Night Kirishima おしゃべりクソ野郎 伴走(ブラインドランナーズ鹿児島)

Pecha Kucha Night Kirishima Vol.5でしゃべってきました

PechaKucha Night Kirishima Vol.5で喋ってまいりました!vol.2に引き続き伴走についてお話させてもらいました。前回はトップバッターということで、どなたの話を聞くことなく話せたので気が楽でしたが、今回は9人のプレゼンターのど真ん中。しかも私の後にあの市村さんが控えてるというプレッシャー。ご依頼くださった兄さんの期待に答えるべく、何を求められてるかを考えてプレゼンしてまいりました。

前回は言い訳として本来話そうとしていた内容を書きましたが、今回は書き起こしです。書き起こしながらだいぶ反省点を見つけましたので、次回は(あるのか)もっと頑張ります。こうやって聞くと今回はかなりオーディエンスに救われたなという印象。乗せられてますね。

全部のプレゼン書き起こして、字幕つけられるといいですよね。かなり大変だけど

自己紹介

よろしくお願いします。能瀬博之と申します。姶良出身で今も姶良に住んでいます。普段はサラリーマンしてます。

えっと、伴走者ということで第2回の方に参加させていただいて、1回目はですね、途中で服を脱ぐという方法で盛り上げようと思ったらですね。脱げなくてですね。自分がテンパっただけの時間になりましたので、ちょっと今回はこのまま始めたいと思います。

伴走とは

伴走をご存知の方いらっしゃいます?伴走知ってる方?視覚障害をお持ちの方の走るサポートをする形になります。このロープと口で、色んな路面だとかコースだとか、あと景色だとかをですね、説明しながら走る形になります。

お話しする内容

第1回では、そういった伴走の基本的な話についてお話させていただいたんですけど、そのときまだ伴走初めて3ヶ月でレース出たことなかったんで、今回はレースの話をしたいと思います。

今年はですね、6回、フルマラソン2回とですね、あと駅伝とか含めて6回出てきました。で、そのレースの伴走を経験して学んだことを話したいと思います。

伴走者の記録

まず、北九州マラソンの話をしたいと思いんですけども、皆さん伴走って聞くとですね、「レースの記録とかってどうなるんですか?」ってよく聞かれることがあるんですね。伴走者ってですね、自分の記録でないんです。相手方の、パートナーさんのエントリーで出るので名前も残らないし、記録も残りません。ただ、エントリー代がタダです。参加費タダで参加できます。

レース前のサポート

こうやって一緒にレースだけの伴走するだけじゃなくてこうやって事前に前の日から乗り込んでですね、これもうほら親子みたいでしょ?親子みたいなんですけど一緒に目標タイムの写真撮ったりして。こうやって受付から一緒に行って、次はホテルなんですけど

ホテルに着いたらすること その1

ホテルもよく一緒の部屋泊まるんですか?ってこと聞かれるんですが、ホテルも別々です。基本的に目が見えなくても自分のことはできるので、まず入ったらですね、一個一個壁をこう伝っていって、ここに何がありますここに何がありますってことを全部やっていく。そうやれば基本的に全部自分のことはできるのでお風呂まで含めて全部こういったことをやっていくんですね、はい。

ホテルに着いたらすること その2

そしてですね、ゼッケンを付けてあげます。次の日の準備をそこで整えて、まずホテルに着いたら全部済ませて、ちょっとお互い休憩して部屋分かれてですね。まぁ次は夜ご飯なんですけど、待ち合わせしてですね、この時なかなか北九州とか最近マラソンが流行ってるんで会場周辺ってホテルが高くなるんですよね。2万とかかかるんですよ。

晩ご飯はうどんで乾杯

なので八幡で取ってですね、安いところで泊まって、近くにうどん屋さんしかなかったんですね。で、レース前にうどんをふたりで。私レース前に基本的にお酒飲まないんですけども、お父さんがですね飲むっていうんで、付き合って飲んだんですね。

JRで会場へ

でですね、その後別れて次の日朝ごはん食べて、こういった形で離れたところから電車に乗って、この大混雑の中、伴走、、、伴走はしないですね、サポートしながらですね、電車で行きました。この時も駅を私把握してなったんですね。把握してなくて、なかなか皆降りないからここで降りたらまずいのかなと思いながら1駅乗り過ごして波に乗りながら行ったわけですね。

レース直前

で、普通のここまでは他のレースと変わりません。普通に準備をこの混雑の中、えーっと皆さんと準備する場所も一緒ですし、そういった中で一緒に緊張感もやっぱり高まっていくんですね。レース出たことあります?もうすごいっすよ緊張感。直前の緊張感って高まっていくんですね。

レーススタート

で、こういった形でスタートします。さっきの目標タイム書いてましたですけど、お父さん目標タイム4時間10分って書いてありましたね。本当はですね、サブ4出したことあるんですよ、ですがお互いですね遠慮するんですね。遠慮するので4時間10分くらいでいいよって言うんです。それをですね、ちょっとお尻を叩いて、4時間切れるはずだっていうことでこうスタートしていくんですね。

前半は好調

でですね、見ていただくと分かるんですけど、ラップがですね、ここが28分20秒かな、くらいでサブ4なんですけど、前半はすごいスムーズに走っていきます。さっき3人並んでたと思うんですけど、基本的に2人で伴走する、複数伴走付けられるところもあるんですけど、1人しか付けられない大会もあります。

2人目の伴走の役割

で、今回ですね福岡の知り合いが左に付いてくださいました。何をするかと言うとですね、左側からこう抜かれるとですねすっっっっごい怖いんですよ。こっち(右)側から抜かれると私止まれるからいいんですけど、こちら見えてないので急に入られるとすごい怖いんですね。そのためにずっと、今回そんなタイム狙ってないからってことで左おひとり付いてくださって走っておりました。

追い抜くときは伴走者側から

なのでですね、もしみなさんこういう伴走の方を見たらですね、伴走者側から抜いていただけと非常に助かります。ちょっとかっこいいですね。ガッツポーズしたりしてですね。

過去の苦い思い出

で、北九州マラソンですね、実は私ちょっと前に、3年くらい前に1人で走った時に、ちょっとトラブルがありまして、30km地点までずっとペースメーカーの方と、サブ4のペースメーカーの方とずっと走ってたんです。女の子も3人でずっとサブ4で30kmまですごくペース良くって、俺30kmから飛ばすんだ!飛ばすんだ!って言ってですね、30mまで話ししながらずっーと走ってたんですけど、30kmから自分だけ遅れていくってことがありまして

見事サブ4達成

終わっちゃいましたけど、今回は30kmでペースメーカーに抜かれたんですよ!抜かれたんですけど、お父さんすごい根性がすごくて、はい。そこからずーっとペースメーカーに抜かれたこと私黙ってたんですけど、ずっとそっからですね抜かれたにもかかわらずゴールできました。

800mの伴走をすることになったけれど

今度はフルマラソンじゃなくて、800mの伴走をこの間しました。県の障害者スポーツ大会というものがありまして800mの伴走です。このお父さんがですね、私がいつも練習してる方なんですけど、1回目の時もいっぱい写真出てきたんですけど、この方からですね「800mの伴走してくれ」って、二つ返事でオッケーしたんですけど、あとからですね私短距離走ったことないので、ネットでこのお父さんの記録検索したらですね、2分40秒って出てきたんですよ。

1人で走って3分切れないまま本番へ

で、私走ってみたら3分20秒かかったんですよ。1人で走って3分20秒だったら2分40秒の伴走できるわけないじゃないかってすごい憂鬱だったんですけど、そっから一生懸命練習して1回も3分切れないままですね、走ったんです。

お互いに伴走しているんです

そしたらですね、走り始めてからお父さんに「いや、はえーよ!そんなペースで走るな」とちょっとスピード落として走ったんですよ。そしたら2分57秒ですよ。1人で出したことのないタイムを伴走で出す、、、すごくないですか?

一緒に伴走しませんか

これなにかって言うとですね、要は、、、何って言うんですか。伴走をすれば速くなれるってことじゃなくて、あのお互いに、こっちが伴走してると思われがちなんですけど、お互いに伴走してるんですね。あちらにも伴走してもらってますし、さっき言ったように色んないいことが、あの、タダで出られたり、有名な大会にも出られたりしますので、是非鹿児島で月に2回練習してますので興味を持っていただけたら一緒に伴走しましょう。ありがとうございました。

前回はこちら 

北九州マラソンの伴走 全編はこちら

 

 

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