今日は鹿児島大学で行われたマチトビラさんの夏のインターンシップ2011 成果報告会に参加してきました。私はマチトビラのお三方が大好きなんですよ。あんまり知らないんですが、知らないのに惹きつけられるほど魅力なんです、これが。
それはさておき、鹿大出身の後輩に稲盛アカデミー等の場所を事前に聞いたところ、工学部の近くと見事に騙され危うく遅刻するところでした。会場に着くと観客は学生と先生と受入企業の方だけで、本当に参加してよかったのだろうかと思いつつ着席。
まず初めに、マチトビラの末吉さんが「鹿児島起業家留学」について説明をされました。鹿児島起業家留学は内閣府の地域社会雇用創造事業としてマチトビラさんが行なっている事業で、これまでのインターンシップとは①1ヶ月または6ヶ月の長期間、②見学型とは違い責任あるプロジェクトを担当、③インターンシップ先は鹿児島に新しい価値を提供するNPOや中小企業という点で異なるということでした。
特に、③の新しい価値を提供するNPOや中小企業の説明では、近年社会課題・地域課題をビジネスを通じて解決するソーシャルビジネスに注目が集まっているとのことでした。その代表例として、葉っぱを"つまもの"として販売することでビジネスを成功させ、年収1,000万円のお婆ちゃんがいる株式会社いろどりや、雑誌の販売でホームレスの自立支援を行なっている有限会社ビッグイシュー、そして、鹿児島県の例として民泊型修学旅行等の事業で年間1億円の売上を上げているNPOエコリンク、過疎の進む口永良部島で雇用を生み出している一般社団法人へきんこの会の話はとても興味深くいい刺激になりました。
説明後には、FC KAGOSHIMAにインターンした2名とTen-Labの3名の発表がありました。発表を聞きながら、学生の時期にこんなに素敵な経験ができる彼らを羨ましく思うとともに、それ以上に受け入れ先の担当者を羨ましく思えました。今までのインターンと違い、受入期間が長いことから負担も大きいとは思いますが、学生を受け入れる中で自社のことを知ってもらういい機会になるし、早い時期からやる気のある学生と接触することもできる。こんな良いことはないよなぁ~。ただ、今年も一応インターン募集してたんだけど、応募ゼロだったんだよね。まぁ、見せ方の問題だろうけど。