行ってまいりました、ビブリオバトルin姶良市立中央図書館。前々から行ってみたかったのですが、なかなかタイミング合わず。中央図書館で図書館フェスティバルがあるということで家族で行こうと話をしていたところ、チラシにビブリオバトル文字が。これは行くしかないということで早速申し込みました。
ご存知ない方のために
ビブリオバトルとは
ービブリオバトルかごしま用語ー
・紹介者→本を紹介する人。
・観戦者→紹介を聞く人。
・参加者→紹介者・参戦者・スタッフ含めて会場にいる全員のこと。ルール
1. 紹介者は、自分の好きな本を持ってくる。
2. ひとり5分間でその本を紹介する。
紹介後全員で2~3分間ディスカッション。3. 全員の紹介が終わったら「一番読みたくなった本」に投票する。
(1人1票)4. 最も多くの票を集めた本が優勝!チャンプ本と呼び、たたえる。
5. 大会の様子は、ホームページやYoutubeに公開される。
というもの。
申し込みをしたものの、前々日まで紹介する本を決めておらず、何の本にしようかと迷った結果選んだ本がこちら。
近藤 史恵 著のサクリファイス (新潮文庫)。有名な本なのでご存知の方多いかなとも思ったのですが、本好きの方が多いだろうからあまり興味の薄そうな(自分では手に取らなそうな)自転車のロードレースを題材にしたもの。5分間持つか心配だったのですが、開催前に息子が昼寝をしている間に読み返してから挑みました。
予選
通常開催の場合は、回ごとにテーマが決まっていて、そのテーマに沿ったものを5人~7人くらいの方が紹介するようですが、今回はビブリオバトルの普及を目的とした開催ということで参加者皆さんが紹介できるよう、5人×5テーブルで予選をした後、各テーブルで最多投票を得た本が決勝に進む形式でした。
初参加なこともあり、初対面の方ばかりだったので緊張しておりましたが、私のテーブルはとてもいい方(本)ばかりで途中からはリラックスして臨むことができました。私のテーブルで紹介された本はこちら。
本当にどれも面白そうで読んでみたくなりました。
そして、いよいよテーブルでの投票。僭越ながら、激闘の末、決勝に選出いただきました。
決勝
そして、いよいよ決勝。なんとトップバッターでプレゼンすることに。
写真はfacebookでIさんから借用。ありがとうございます。
なぜいつも口がとんがっているのか!
いやぁ、楽しかったです(笑)皆さんの反応を見ながらのプレゼンでしたが、皆さん頷いてくれたり反応がよく、会場の一体感を作れた感があったのでトップバッターとしての役割を果たした達成感がありました。視線の右端にいらした図書館のスタッフの方が「サクリファイス」をお好きだったようで私の話を聞きながら「そう!そうっ!そうなの!」みたいなかんじで大きく頷いててくださってて、それがかなりツボだったのですがお陰でかなり背中を押されました。後からその方とお話をしたところ「質問の時間の時に私が答えそうになっちゃって大変でした」って言ってらして「私よりもその方が紹介されたほうが良かったんじゃ」とも思いましたが、そんな素敵な本を選べたのも嬉しかったです。
そして、決勝に進んだ他の本がこちら。
皆さん、予選を勝ち進んできただけあって素敵なプレゼンばかりでした。
そんな中で今回、チャンプ本に選ばれたのがこちら。
(ドラムロール)デケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデケデーン!
今回、私もきりしま読書会(kiridoku)のfacebookイベントページから応募したのですが、そちらを主催されているIさんのプレゼンした未来いそっぷ (新潮文庫)が優勝しました。
いやぁ、Iさんのプレゼン素晴らしかったです。とても勉強になりました。テーマがあって、ストーリーがあって、笑いがあって、品があって、Iさんじゃないとできないプレゼンでした。私のプレゼンにはその本を紹介するのが「私」である必要性がなかったですね。その点、IさんのプレゼンはIさんじゃないとできない内容でした。いやぁ、こちらも行きたくてなかなか行けてないイベント大人の作文&スピーチ 「おとなの、あのね」に通って技を盗むしかないな。
表彰式には姶良市で人気急上昇のあのゆるキャラ、楠男・・・じゃなく「くすみん」がゲストで来てくれました。すぐ帰りましたがww
そして、こちらが本日紹介されたすべての本(右のほう若干切れてますが)。よく見えませんので、ビブリオバトルのホームページに紹介されるのを待ってリンク貼ります。
ビブリオバトルのいいところ
ということで、大変楽しく、そして大変勉強になりました。
ビブリオバトルのいいところは、
①自分が読まない様なジャンルの本を読むきっかけが出来る
②本を通して「人」が見える
③人の話を聞く訓練になる
ここまではtendokuやkiridokuと同じですが、これに加えて
④勝つためのプレゼンの訓練になる
⑤たくさんの人の前で話す訓練になる
⑥たくさんの人の前で話す高揚感が味わえる(笑)
⑦勝つまで出たくなる
⑧自分の投票した本(もしくは自分が大好きな本)がチャンプになる嬉しさを味わえる
といったところでしょうか。こうやって読むと人前で話すのが苦手な方は遠慮しちゃうかもですが、プレゼンを聞いて投票に参加するだけでもOKですし、十分楽しめますので是非一度ご参加くださいませ。
ビブリオバトルかごしま
http://bb-kagoshima.jimdo.com/
姶良市立図書館
http://lib-aira.jp/
TenDoku
http://www.tendoku.org/
きりしま読書会
http://atakuto726.blog41.fc2.com/
あ、そうそうそういえば図書館でビブリオバトルってとってもいいですよね。普段、あまり大きな声を出せない図書館でわいわいがやがや好きな本について語れる。とっても素敵です。これからも継続的に姶良図書館でやってくださったら通うんだけどなぁ。そして、tendoku形式の読書会もいいと思うし、良かったら哲学カフェなんていかがですか?(笑)ご連絡お待ちしております。
ということで、ビブリオバトル事務局の皆さま、姶良図書館スタッフの皆さま、参加者の皆さま、楽しい時間をありがとうございました。
あ、そういえば、あれですね。0でもいいから決勝の自分の票数知りたいなぁww
きりしま読書会 第35回(2012年11月_No1) ★姶良図書館ビブリオへ行こう
http://atakuto726.blog41.fc2.com/blog-entry-76.html