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【読書記録】『TenDoku Book』

ずっと行ってみたいと思っていたTenDokuが本になったということで早速読んでみました。

パブーというサイトで電子書籍として発行されているんですが、画面で文字読むのが苦手なので厚紙にプリントアウトして製本(著作権的にNGだったらすみません)。

TenDoku BOOK1 TenDoku BOOK2
感想を箇条書きで
・まず、初年度にも関わらず20回も開催されていることに感心させられる。その中で、決して順調に運んでいるのではなく、試行錯誤しながら現在の形になっているところが素晴らしい。私自身、考えるよりまずはやってみてその中で改善していくタイプなので非常に共感した。いや、十分に考えて準備はされているのは分かってますよ。
・関係者へのインタビュー記事や、TenDoku開催のひとつのきっかけになった“Reading-Lab”の発起人 加藤たけしさんとの対談も掲載されており、複数の視点からTenDokuを感じることができる。
・TenDokuスタートキットが付録についており、「他の地域でも開催したい!!」って人の後押しをしている点がもったいぶってなくていいなぁと思った。まぁ、TenDokuだから天保山読書かTENGA読書になるんでしょう。冗談はさておき、TenDokuから派生したSendokuについても書かれています。
・延べ参加者200名を数えるにいたっているにも関わらず、それだけで満足するのではなく事業への展開を模索し、TenDoku市場によって社会貢献まで果たしているのはスゴいの一言。
・このパブーというサイトいいですね。自分が書きたいと思った人が書き、それに価値を感じた人が買う。本といっても原稿量がそんなに必要ではなく、書きたいことを書きたいだけ書ける。この本なんて19ページで500円ですよ!!ヤクルトが6本買えますよ(すみません)。なのに読んでみて高いと思わないんです。それだけ素敵な出会いができるこのシステムって素晴らしくないですか。
・主宰者の永山さんしかり、「林家彦いち独演会」を毎年開催している笑援隊こと平川さんしかり、自分でやるべき事(やりたい事)を考え、実際に行動に移せる方々が鹿児島に、しかも同年代でいると思うと非常に嬉しく、そして「自分も何かしたい!!」という気持ちにさせられます。
・学生の頃はひと月に2~3万費やすほど読書は好きで、Twitterで開催案内を見るたびに行ってみたいなぁと思っていたのですが、最近は読む機会が極端に減ってしまい、「人に薦められるほど本読んでないしなぁ」という思いから、参加できずにいました。ところが、こちらを読んでみたところ「そんなこと気にせず参加できるんではないか。いや、参加する!!」という気持ちが沸々と沸き上がってきました。なので、近いうちに必ず参加しちゃいますよ。ということで参加してみたいけど一歩が踏み出せない方に非常にオススメです!!

読了数 今月2冊 今年2冊
「TenDoku」公式ホームページ http://www.tendoku.org/

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