08子どもの食と栄養 保育士 平成26年保育士試験

子どもの食と栄養 問1~5 平成26年保育士試験(再試験)

さて、見事に実技で落ちた今回の試験ですが、筆記は無事クリアしたので解説してもいいよね?

 

※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

 

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

 

問1 次の文のうち、「食生活指針」(平成12 年:文部省、厚生省、農林水産省)の一部として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 心とからだにおいしい食事を、味わって食べましょう。
B 朝食で、いきいきした1日を始めましょう。
C 穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。
D 太ってきたかなと感じたら、体重を量りましょう。
E ときには新しい料理を作ってみましょう。

(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ○ ○
3 ○ ○ × × ○
4 × ○ ○ × ×
5 × × ○ ○ ○

【私の解答】3 ×不正解

【正解】1

【解説】全て正しいそうです。(以下、リンク参照)

【参考】

農林水産省/食生活指針について
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/shishinn.html

 

問2 次の文は、子どもの食べる機能の発達と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳児の哺乳行動の中心となる吸綴(吸うこと)の動きは、胎児の頃からみられる。
B 通常生後5~7か月頃にかけて哺乳反射が減弱・消失していく過程で、スプーンが口に入ることも受け入れられていく。
C 離乳については、子どもにはそれぞれ個性があるので画一的な進め方にならないように留意する。
D 「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19 年:厚生労働省)では、離乳の完了は、奥歯の生え揃う12 か月頃であるとしている。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ ○ ×
3 ○ × ○ ×
4 × × ○ ○
5 × × × ○

【私の解答】2 ○正解

【正解】2

【解説】

D.「授乳・離乳の支援ガイド」では、以下の様に書いてあるため間違い。

完了時期についても、10年前に比べ、「12か月」が減少し、「13~15か月」、「16~18か月」が増加するなど、遅くなる傾向がみたれた

【参考】

厚生労働省:「授乳・離乳支援ガイド」の策定について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.html

問3 次の文は、栄養素の消化と吸収に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 唾液には、でんぷんを加水分解するペプシンが含まれている。
B たんぱく質は、口腔で最初の消化作用を受ける。
C 脂肪は、主として膵アミラーゼの作用により小腸において消化される。
D 消化により生成したブドウ糖(グルコース)、果糖、ガラクトースなどは、腸粘膜上の絨毛中の毛細血管に吸収される。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ×
4 × × ○ ○
5 × × × ○

【私の解答】5 ○正解

【正解】5

【解説】

A.ペプシンでなくアミラーゼ。ペプシンはタンパク質に作用する消化酵素。
B.タンパク質は口腔での消化作用は受けない。胃が最初。
C.膵アミラーゼではなく膵リパーゼ。アミラーゼは糖質に作用する。

問4 次の【Ⅰ群】の糖質と【Ⅱ群】の内容を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A デキストリン
B ガラクトース
C グリコーゲン

【Ⅱ群】
ア でんぷんを酸や酵素で加水分解すると生じる。分子量は、でんぷんよりは小さく、麦芽糖よりは大きい。
イ ブドウ糖が多数分枝状に結合した動物の貯蔵多糖であり、肝臓と筋肉に含まれる。
ウ ブドウ糖と結合して乳汁中に存在するほか、寒天などの構成成分としても存在する。

(組み合わせ)
A B C
1 ア イ ウ
2 ア ウ イ
3 イ ア ウ
4 ウ ア イ
5 ウ イ ア

【私の解答】2 ○正解

【正解】2

問5 次の文は、「母乳育児を成功させるための十か条」(WHO/UNICEF 共同発表)の内容に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A すべての妊婦さんに母乳で育てる利点とその方法を教えるようにするとしている。
B 母乳で育てている赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないようにするとしている。
C 医学的に必要でないかぎり、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにするとしている。
D お母さんと赤ちゃんが一緒にいられるように、終日、母子同室を実施するようにするとしている。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×

【私の解答】3 ×不正解

【正解】1

【解説】全て正しいそうです。(以下、リンク参照)

【参考】

赤ちゃんにやさしい病院 | ユニセフについて | 日本ユニセフ協会
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_hospital.html

 

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このテキストのおかげで苦手どころか受かる気がしなかった子どもの食と栄養を合格することができました。

 

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