06保育の心理学 保育士 平成26年保育士試験

保育の心理学 問17~18 平成26年保育士試験(再試験)

※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

問 17 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
自閉症のS君は、他の園児に対し、よくたたいたり突きとばしたりしてしまう。今日は園庭で遊んでいる時、いつもS君が使っているスコップをT君が使っていた。S君はT君をたたき、何も言わずにスコップを取り上げてしまった。

【設問】
S君に対する理解として適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A S君は、いつも自分が使っていたスコップをT君に使われていて混乱してしまった。
B S君は、スコップを貸してほしいことをT君にうまく言葉で伝えられなかった。
C S君は、スコップを取り上げられたT君の気持ちを察することができなかった。
D S君は、T君にいじわるをしようとした。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × × ○ ○
5 × × × ×

【私の解答】1 ○正解

【正解】1

【解説】
自閉症の3つの診断基準として①社会的相互交渉の質的障害②コミュニケーションの質的障害③常同的・反復的な行動、関心、活動が上げられます。Aは③に該当しいつもと違う状況、変化に対する混乱、怒り。Bは②に該当し、言語コミュニケーションが難しい。Cは①に該当し、相手の気持ちに立って物事を考えるのが苦手。ただし、Cに関しては年令によっては自閉症でなくても同じことが起こりうる。Dは✕であるし、A、Bが◯なのは1のみ。

問 18 次の文は、成人期・老年期の発達についての記述である。適切な記述を○、不適
切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 知的能力は青年期にピークとなり、それ以降、加齢とともに減衰する。
B アイデンティティの揺らぎや組み換えは成人期にも生じる。
C 流動性知能は青年期以降も上昇し、結晶性知能は成人期以降減衰する。

(組み合わせ)
A B C
1 ○ ○ ○
2 ○ × ○
3 ○ × ×
4 × ○ ○
5 × ○ ×

【私の解答】5 ○正解

【正解】5

【解説】
A 表記は運動能力
C 青年期以降も上昇するのは結晶性知能、流動性知能が成人期以降減衰する。

 

 

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