問3 次の文は、「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」の2「保育の内容等の自己評価」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ア 保育士等は、保育の計画や保育の( A )を通して、自らの保育実践を振り返り、自己評価することを通して、その( B )の向上や保育実践の改善に努めなければならない。
イ 保育士等による自己評価に当たっては、次の事項に留意しなければならない。
(ア)子どもの活動内容やその結果だけでなく、子どもの( C )や意欲、( D )などに十分配慮すること。
(組み合わせ)
A B C D
1 記録 専門性 心の育ち 取り組む過程
2 過程 保育観 態度 友達関係
3 記録 保育技術 心の育ち 態度
4 記録 専門性 心情 友達関係
5 過程 保育観 態度 取り組む過程
【正解】1
【参考】
保育所保育指針 第4章「保育の計画及び評価」 2「保育の内容等の自己評価」
(1)保育士等の自己評価
ア 保育士等は、保育の計画や保育の記録を通して、自らの保育実践を振り返り、自己評価することを通して、その専門性の向上や保育実践の改善に努めなければならない。
イ 保育士等による自己評価に当たっては、次の事項に留意しなければならない。
(ア)子どもの活動内容やその結果だけでなく、子どもの心の育ちや意欲、取り組む過程などに十分配慮すること。
(イ)自らの保育実践の振り返りや職員相互の話し合い等を通じて、専門性の向上及び保育の質の向上のための課題を明確にするとともに、保育所全体の保育の内容に関する認識を深めること。(2)保育所の自己評価
ア 保育所は、保育の質の向上を図るため、保育課程及び指導計画の展開や保育士等の自己評価を踏まえ、当該保育所の保育の内容等について、自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならない。
イ 保育所の自己評価を行うに当たっては、次の事項に留意しなければならない。
(ア)地域の実情や保育所の実態に即して、適切に評価の観点や項目等を設定し、全職員による共通理解をもって取り組むとともに、評価の結果を踏まえ、当該保育所の保育の内容等の改善を図ること。
(イ)児童福祉施設最低基準第36条の趣旨を踏まえ、保育の内容等の評価に関し、保護者及び地域住民等の意見を聞くことが望ましいこと。
問4 次の文のうち、倉橋惣三の著作『育ての心』の一部として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 子どもの心もちは、極めてかすかに、極めて短い。濃い心もち、久しい心もちは、誰でも見落とさない。かすかにして短き心もちを見落とさない人だけが、子どもと俱にいる人である。
B すべての児童は、愛とまことによって結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。
C 教育はお互いである。それも知識を持てるものが、知識を持たぬものを教えてゆく意味では、或いは一方が与えるだけである。しかし、人が人に触れてゆく意味では、両方が、与えもし与えられもする。
D 子どもを愛するがいい。子どもの遊びを、楽しみを、その好ましい本能を、好意をもって見守るのだ。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ×
5 × × ○ ○
【正解】2
【解説】
捨て問題ですな。
B 児童憲章
D ルソー「エミール」
おすすめ参考書
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