01保育原理 保育士 平成30年保育士試験(後期・地域限定)

保育原理 問1 平成30年保育士試験(後期・地域限定)

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※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

問1 次の文は、「保育所保育指針」(厚生労働省告示第 117 号平成 29 年3月 31 日)第1章「総則」の(4)「保育の環境」の一部である。(A)〜(E)にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・ 子ども自らが環境に関わり、( A )的に活動し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。
・ 子どもの活動が豊かに展開されるよう、保育所の設備や環境を整え、保育所の( B )的環境や安全の確保などに努めること。
・ 保育室は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、( C )活動できる場となるように配慮すること。
・ 子どもが( D )と関わる力を育てていくため、子ども自らが( E )の子どもや大人と関わっていくことができる環境を整えること。

【語群】
ア 人   イ 物   ウ 積極   エ 自発  オ 生き生きと
カ 周囲  キ 保健  ク 一人で  ケ 地域  コ 異年齢

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ウ イ ク ケ カ
2 ウ キ オ ア カ
3 エ イ オ ケ コ
4 エ キ オ ア カ
5 エ キ ク ア コ

【私の解答】4 ◯正解

思考過程:まず簡単なのはC。ク「一人で」活動できるのわけはないので、Cはオで2、3、4に絞られる。続いてD、ケ「地域」は唐突な感じがするのでア「人」。自ずとEはカ「周囲」、Bはキ「保健」となり2、4に絞られる。Aは「自らが環境に関わり」の言葉をヒントにエ「自発的」。よってエ キ オ ア カで4。

【正解】4

【解説】

個人的には保育所保育指針の中には「積極的」よりも「自発的」の方が多いと思っていましたが、調べてみたところ

積極的:12回

自発的:3回

圧倒的に「積極的」の方が多いことが判明。

そうなると、自発的の箇所を覚えるほうが効率的なので書き出します。

1章総則 1 保育所保育に関する基本原則 (3) 保育の方法

オ 子どもが自発的・意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの主体的な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように、生活や遊びを通して総合的に保育すること。

1章総則 1 保育所保育に関する基本原則 (4) 保育の環境 ※本設問

ア 子ども自らが環境に関わり、自発的に活動し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。

第2章保育の内容 2 1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容 (3) 保育の実施に関わる配慮事項

ウ 自我が形成され、子どもが自分の感情や気持ちに気付くようになる重要な時期であることに鑑み、情緒の安定を図りながら、子どもの自発的な活動を尊重するとともに促していくこと。

もっというと「自発的"に"」は1箇所しかないわけです。これさえ覚えておけば、「自発的に」が選択肢に出てきたら排除できます!

 

【参考】保育所保育指針 第1章 総則 1 保育所保育に関する基本原則 (4) 保育の環境

保育の環境には、保育士等や子どもなどの人的環境、施設や遊具などの物的環境、更には自然や社会の事象などがある。保育所は、こうした人、物、場などの環境が相互に関連し合い、子どもの生活が豊かなものとなるよう、次の事項に留意しつつ、計画的に環境を構成し、工夫して保育しなければならない。

ア 子ども自らが環境に関わり、自発的に活動し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。

イ 子どもの活動が豊かに展開されるよう、保育所の設備や環境を整え、保育所の保健的環境や安全の確保などに努めること。

ウ 保育室は、温かな親しみとくつろぎの場となるとともに、生き生きと活動できる場となるように配慮すること。

エ 子どもが人と関わる力を育てていくため、子ども自らが周囲の子どもや大人と関わっていくことができる環境を整えること。

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