01保育原理 保育士 平成30年保育士試験(前期)

保育原理 問6~10 平成30年保育士試験(前期)

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※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

 

この記事に書いてあること

問6 次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。 

【事例】
園庭で遊んだ後にお話し会が予定されている。お話し会の前に、トイレに行こうとしたT君(4歳)と、ちょうどトイレから出てきたS君(4歳)とが正面からぶつかってしまった。保育士が確認したところ、二人とも怪我はなく手当ての必要はなかった。T君とS君は泣きながら、相手のことを怒っている。

【設問】
「保育所保育指針」第1章「総則」の(2)「保育の方法」、第2章「子どもの発達」、第3章「保育の内容」の2「保育の実施上の配慮事項」に基づいた保育士の対応として、最も不適切なものを一つ選びなさい。

1 自分たちで解決することも大切なので、やりとりをそばで見守る。
2 二人の話を聴き、わざとぶつかったのではないこと、お互いに痛かったことを伝えるように促す。
3 T君とS君に、ぶつかったりしないように、周りに注意して行動するように伝える。
4 いつまでも怒っていないで、お互いに早く謝り仲直りをするように伝える。
5 二人の気持ちを受け止め、落ち着いたところで、お話し会が始まることを知らせ、参加するように促す。

【私の解答】4 ◯正解

思考過程:特に迷いなく4

【正解】4

【解説】
ちゃんと問題を読む習慣を付けましょう。最も不適切なものとなっています。だいたいこういう問題は子どもの感情をないがしろにしているものが、あると予想されます。

【参考】保育所保育指針

第1章「総則」(2)保育の方法

保育の目標を達成するために、保育士等は、次の事項に留意して保育しなければならない。

ア 一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での生活の実態を把握するとともに、子どもが安心感と信頼感を持って活動できるよう、子どもの主体としての思いや願いを受け止めること。

イ 子どもの生活リズムを大切にし、健康、安全で情緒の安定した生活ができる環境や、自己を十分に発揮できる環境を整えること。

ウ 子どもの発達について理解し、一人一人の発達過程に応じて保育すること。その際、子どもの個人差に十分配慮すること。

エ 子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心を大切にし、集団における活動を効果あるものにするよう援助すること。

オ 子どもが自発的、意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの主体的な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように、生活や遊びを通して総合的に保育すること。

カ 一人一人の保護者の状況やその意向を理解、受容し、それぞれの親子関係や家庭生活等に配慮しながら、様々な機会をとらえ、適切に援助すること。

第2章子どもの発達

子どもは、様々な環境との相互作用により発達していく。すなわち、子どもの発達は、子どもがそれまでの体験を基にして、環境に働きかけ、環境との相互作用を通して、豊かな心情、意欲及び態度を身に付け、新たな能力を獲得していく過程である。特に大切なのは、人との関わりであり、愛情豊かで思慮深い大人による保護や世話などを通して、大人と子どもの相互の関わりが十分に行われることが重要である。この関係を起点として、次第に他の子どもとの間でも相互に働きかけ、関わりを深め、人への信頼感と自己の主体性を形成していくのである。
これらのことを踏まえ、保育士等は、次に示す子どもの発達の特性や発達過程を理解し、発達及び生活の連続性に配慮して保育しなければならない。その際、保育士等は、子どもと生活や遊びを共にする中で、一人一人の子どもの心身の状態を把握しながら、その発達の援助を行うことが必要である。

1 乳幼児期の発達の特性
(1)子どもは、大人によって生命を守られ、愛され、信頼されることにより、情緒が安定するとともに、人への信頼感が育つ。そして、身近な環境(人、自然、事物、出来事など)に興味や関心を持ち、自発的に働きかけるなど、次第に自我が芽生える。
(2)子どもは、子どもを取り巻く環境に主体的に関わることにより、心身の発達が促される。
(3)子どもは、大人との信頼関係を基にして、子ども同士の関係を持つようになる。この相互の関わりを通じて、身体的な発達及び知的な発達とともに、情緒的、社会的及び道徳的な発達が促される。
(4)乳幼児期は、生理的、身体的な諸条件や生育環境の違いにより、一人一人の心身の発達の個人差が大きい。
(5)子どもは、遊びを通して、仲間との関係を育み、その中で個の成長も促される。
(6)乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期であり、特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、豊かな感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われる。また、それらがその後の生活や学びの基礎になる。

2 発達過程
子どもの発達過程は、おおむね次に示す8つの区分としてとらえられる。ただし、この区分は、同年齢の子どもの均一的な発達の基準ではなく、一人一人の子どもの発達過程としてとらえるべきものである。また、様々な条件により、子どもに発達上の課題や保育所の生活になじみにくいなどの状態が見られても、保育士等は、子ども自身の力を十分に認め、一人一人の発達過程や心身の状態に応じた適切な援助及び環境構成を行うことが重要である。

(6)おおむね4歳
全身のバランスを取る能力が発達し、体の動きが巧みになる。自然など身近な環境に積極的に関わり、様々な物の特性を知り、それらとの関わり方や遊び方を体得していく。想像力が豊かになり、目的を持って行動し、作ったり、描いたり、試したりするようになるが、自分の行動やその結果を予測して不安になるなどの葛藤も経験する。仲間とのつながりが強くなる中で、けんかも増えてくる。その一方で、決まりの大切さに気付き、守ろうとするようになる。感情が豊かになり、身近な人の気持ちを察し、少しずつ自分の気持ちを抑えられたり、我慢ができるようになってくる。

第3章「保育の内容」の2「保育の実施上の配慮事項」

2 保育の実施上の配慮事項
保育士等は、一人一人の子どもの発達過程やその連続性を踏まえ、ねらいや内容を柔軟に取り扱うとともに、特に、次の事項に配慮して保育しなければならない。

(1)保育に関わる全般的な配慮事項
ア 子どもの心身の発達及び活動の実態などの個人差を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助すること。

イ 子どもの健康は、生理的、身体的な育ちとともに、自主性や社会性、豊かな感性の育ちとがあいまってもたらされることに留意すること。

ウ 子どもが自ら周囲に働きかけ、試行錯誤しつつ自分の力で行う活動を見守りながら、適切に援助すること。

エ 子どもの入所時の保育に当たっては、できるだけ個別的に対応し、子どもが安定感を得て、次第に保育所の生活になじんでいくようにするとともに、既に入所している子どもに不安や動揺を与えないよう配慮すること。

オ 子どもの国籍や文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるよう配慮すること。

カ 子どもの性差や個人差にも留意しつつ、性別などによる固定的な意識を植え付け
ることがないよう配慮すること。

(4)3歳以上児の保育に関わる配慮事項
ア 生活に必要な基本的な習慣や態度を身に付けることの大切さを理解し、適切な行動を選択できるよう配慮すること。

イ 子どもの情緒が安定し、自己を十分に発揮して活動することを通して、やり遂げる喜びや自信を持つことができるように配慮すること。

ウ 様々な遊びの中で、全身を動かして意欲的に活動することにより、体の諸機能の発達が促されることに留意し、子どもの興味や関心が戸外にも向くようにすること。

エ けんかなど葛藤を経験しながら次第に相手の気持ちを理解し、相互に必要な存在であることを実感できるよう配慮すること。

オ 生活や遊びを通して、決まりがあることの大切さに気付き、自ら判断して行動できるよう配慮すること。

カ 自然との触れ合いにより、子どもの豊かな感性や認識力、思考力及び表現力が培われることを踏まえ、自然との関わりを深めることができるよう工夫すること。

キ 自分の気持ちや経験を自分なりの言葉で表現することの大切さに留意し、子どもの話しかけに応じるよう心がけること。また、子どもが仲間と伝え合ったり、話し合うことの楽しさが味わえるようにすること。

ク 感じたことや思ったこと、想像したことなどを、様々な方法で創意工夫をこらして自由に表現できるよう、保育に必要な素材や用具をはじめ、様々な環境の設定に留意すること。

ケ 保育所の保育が、小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに留意し、幼児期にふさわしい生活を通して、創造的な思考や主体的な生活態度などの基礎を培うようにすること。

問7 次の文は、戦後の保育の歴史に関する記述である。(A)~(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1963(昭和38)年に、( A )と厚生省の共同通知として「幼稚園と保育所との関係について」が発出された。この通知では、それぞれの機能の独自性を明示するとともに、「保育所のもつ機能のうち、教育に関するものは( B )に準ずることが望ましい」と示し、保育内容の統一化が図られた。そこで、( B )の改訂・告示を受けて、厚生省は、( C )年に「保育所保育指針」を公表した。ここでは、保育所保育の基本的性格について「( D )と教育が一体となって」と示されるとともに、子どもの発達上の特性、年齢別の保育内容、指導上の留意事項等の具体的な記載がなされ、最初の「保育所保育指針」として大きな役割を果たした。

(組み合わせ)
   A      B        C      D
1 文部省  幼稚園教育要領  1965(昭和40)  養護
2 内閣府  幼稚園教育要領  1975(昭和50)  保護
3 内閣府    保育要領    1965(昭和40)  保護
4 文部省    保育要領    1965(昭和40)  養護
5 文部省  幼稚園教育要領  1975(昭和50)  養護

【私の解答】1 ○正解

思考過程:A幼稚園といえば当時は「文部省」、B教育って言ってるんだから「幼稚園教育要領」、Cは飛ばして、D保育といえば「養護」と教育。ここまでで1か5に絞られる。1963年に通知出しておいて1975年まで何もしないわけないし、保育所保育指針ができたのが戦後30年は遅すぎるのでC「1965(昭和40)」。よって1。

【正解】1

【参考】

1947年(昭和22)「学校教育法」

1956年(昭和31)「幼稚園教育要領」

1963年(昭和38)「幼稚園と保育所との関係について」

1965年(昭和40)「保育所保育指針」

問8 次の文は、3歳児クラスを担当する保育士のWさんが、自分の勤める保育所において行っている業務(行為)に関する記述である。「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」に照らし、適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A Wさんは、自らの保育実践を振り返るとともに、職員と話をしながら保育の質の向上のための自らの課題を明確にしている。
B Wさんは、指導計画や保育の記録を通して、自らの保育実践を振り返り、自己評価に取り組んでいる。
C Wさんは、自らの自己評価は個人的な実践の評価であるため、施設長や職員に開示していない。
D Wさんは、子どもがその活動に取り組んだ過程よりも、何ができて何ができなかったかという結果を重視する考え方に立って保育の評価を行っている。
E Wさんは、保育の内容の評価については、定期的に保護者に意見を聴く方法を取り入れている。

(組み合わせ)
  A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ ○ × ×
3 ○ ○ × × ○
4 × × × ○ ○
5 × × × × ○

【私の解答】3 ○正解

思考過程:Aは正しい。Bも正しい。Cは開示したほうが視野が広まりいいとかいう話だから誤り。Dは保育の現場では結果よりも過程が大事(もしくはどっちもかな?)なので誤り。Eは正しいでいいと思う。よって◯◯××◯の3

【正解】3

【参考】「保育所保育指針」第4章「保育の計画及び評価」

2 保育の内容等の自己評価

(1)保育士等の自己評価
ア 保育士等は、保育の計画や保育の記録を通して、自らの保育実践を振り返り、自己評価することを通して、その専門性の向上や保育実践の改善に努めなければならない。
イ 保育士等による自己評価に当たっては、次の事項に留意しなければならない。
(ア)子どもの活動内容やその結果だけでなく、子どもの心の育ちや意欲、取り組む過程などに十分配慮すること。
(イ)自らの保育実践の振り返りや職員相互の話し合い等を通じて、専門性の向上及び保育の質の向上のための課題を明確にするとともに、保育所全体の保育の内容に関する認識を深めること。

(2)保育所の自己評価
ア 保育所は、保育の質の向上を図るため、保育課程及び指導計画の展開や保育士等の自己評価を踏まえ、当該保育所の保育の内容等について、自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならない。
イ 保育所の自己評価を行うに当たっては、次の事項に留意しなければならない。
(ア)地域の実情や保育所の実態に即して、適切に評価の観点や項目等を設定し、全職員による共通理解をもって取り組むとともに、評価の結果を踏まえ、当該保育所の保育の内容等の改善を図ること。
(イ)児童福祉施設最低基準第36条の趣旨を踏まえ、保育の内容等の評価に関し、保護者及び地域住民等の意見を聞くことが望ましいこと。

問9 次の【Ⅰ群】及び【Ⅱ群】は、「保育所保育指針」第6章「保護者に対する支援」の一部である。【Ⅰ群】の記述に続くものを【Ⅱ群】の記述から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A 子育て等に関する相談や助言に当たっては、
B 地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、
C 子どもの利益に反しない限りにおいて、

【Ⅱ群】
ア 保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。
イ 保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重すること。
ウ 子どもの福祉を重視すること。
エ 子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。
オ 子どもと保護者の安定した関係に配慮して、保護者の養育力の向上に資するよう、適切に支援すること。

(組み合わせ)
  A B C
1 ア エ イ
2 イ エ ア
3 イ オ ウ
4 ウ オ ア
5 オ エ ア

【私の解答】2 ○正解

思考過程:Aはイ、Bはエ一択なので2のみ

【正解】2

【解説】

Cが重要。子どものプライバシーは重要だが、子どもの福祉の方が優先される。例えば、虐待ケースは、プライバシーよりも通告義務が優先される。

【参考】第6章保護者に対する支援 1 保育所における保護者に対する支援の基本

(1)子どもの最善の利益を考慮し、子どもの福祉を重視すること。
(2)保護者とともに、子どもの成長の喜びを共有すること。
(3)保育に関する知識や技術などの保育士の専門性や、子どもの集団が常に存在すること等の保育環境など、保育所の特性をいかすこと。
(4)一人一人の保護者の状況を踏まえ、子どもと保護者の安定した関係に配慮して、保護者の養育力の向上に資するよう、適切に支援すること。
(5)子育て等に関する相談や助言に当たっては、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重すること。
(6)子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。
(7)地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。

 

問10 次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
保育室での遊びの際、1つのテーブルが小麦粉粘土遊びの場となっている。近くのテーブルにいるMちゃん(1歳4か月)は、まわりで子ども達が小麦粉粘土で遊ぶ様子が気になるようで、チラチラと見ている。他の子の手に小麦粉粘土がついている様子を見て、それはいやだと思うのか、テーブルに行くことはしない。Mちゃんは、しばらく前に指に絵の具をつけるスタンプ遊びを行ったときも、自分から絵の具を指につけることはなかった。Mちゃんは、苦手だと思う遊びには加わらないことが続いている。

【設問】
「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」、第3章「保育の内容」の(3)「3歳未満児の保育に関わる配慮事項」、第6章「保護者に対する支援」に照らし、Mちゃんの担当保育士の対応として適切な記述を○、不適切な記述を× とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 何事も一度はやってみることが大事なので、小麦粉粘土のテーブルに座らせて小麦粉粘土を手に持たせてみる。
B 他の子が楽しんでいる様子を見せて誘ってみるが、Mちゃんがやりたがらない様子であれば、その気持ちを受け止める。
C 小麦粉粘土に限らず、砂や土、泥で遊ぶなど、保育所の遊びの中でいろいろな素材の感触を味わえるようにする。
D Mちゃんの保護者に、Mちゃんは苦手だと思う遊びは自分からやらないが、まわりの子どもが遊ぶ様子を見るようになってきていると伝える。

(組み合わせ)
  A B C D 
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ○
4 × × ○ ○
5 × × × ○

【私の解答】3 ◯正解

思考過程:Aは嫌がってるのにもたせちゃいかん×。Bは◯。Cも色々試すのは◯。Dも◯。

【正解】3

【解説】
B、C、Dともに「イ 情緒の安定」ではなく「ア 生命の保持」のねらい

【参考】保育所保育指針 

第2章「子どもの発達」(3)おおむね1歳3か月から2歳未満

歩き始め、手を使い、言葉を話すようになることにより、身近な人や身の回りの物に自発的に働きかけていく。歩く、押す、つまむ、めくるなど様々な運動機能の発達や新しい行動の獲得により、環境に働きかける意欲を一層高める。その中で、物をやり取りしたり、取り合ったりする姿が見られるとともに、玩具等を実物に見立てるなどの象徴機能が発達し、人や物との関わりが強まる。また、大人の言うことが分かるようになり、自分の意思を親しい大人に伝えたいという欲求が高まる。指差し、身振り、片言などを盛んに使うようになり、二語文を話し始める。

第3章「保育の内容」 (3)「3歳未満児の保育に関わる配慮事項」

ア 特に感染症にかかりやすい時期であるので、体の状態、機嫌、食欲などの日常の状態の観察を十分に行うとともに、適切な判断に基づく保健的な対応を心がけること。

イ 食事、排泄、睡眠、衣類の着脱、身の回りを清潔にすることなど、生活に必要な基本的な習慣については、一人一人の状態に応じ、落ち着いた雰囲気の中で行うようにし、子どもが自分でしようとする気持ちを尊重すること。

ウ 探索活動が十分できるように、事故防止に努めながら活動しやすい環境を整え、全身を使う遊びなど様々な遊びを取り入れること。

エ 子どもの自我の育ちを見守り、その気持ちを受け止めるとともに、保育士が仲立ちとなって、友達の気持ちや友達との関わり方を丁寧に伝えていくこと。

オ 情緒の安定を図りながら、子どもの自発的な活動を促していくこと。

カ 担当の保育士が変わる場合には、子どものそれまでの経験や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。

第6章「保護者に対する支援」 1 保育所における保護者に対する支援の基本

(1)子どもの最善の利益を考慮し、子どもの福祉を重視すること。
(2)保護者とともに、子どもの成長の喜びを共有すること。
(3)保育に関する知識や技術などの保育士の専門性や、子どもの集団が常に存在すること等の保育環境など、保育所の特性をいかすこと。
(4)一人一人の保護者の状況を踏まえ、子どもと保護者の安定した関係に配慮して、保護者の養育力の向上に資するよう、適切に支援すること。
(5)子育て等に関する相談や助言に当たっては、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重すること。
(6)子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。
(7)地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。

 

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