02教育原理 保育士 平成25年保育士試験

教育原理 問1~5 平成25年保育士試験

※注 正解は正式なものではありません。正確な解答は主催者の発表をお待ちください。
解説に関しても私が個人的に書いているだけですので悪しからず。
おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

問1 次の文は、「日本国憲法」第26条の一部である。(A)・(B)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

すべて国民は、法律の定めるところにより、その(A)に応じて、ひとしく教育を受ける(B)を有する。

(組み合わせ)

A  B
1 能力 機会
2 能力 権利
3 能力 義務
4 適正 機会
5 適正 権利

【私の解答】2

【正解】2

問2 次の文のうち、「幼稚園教育要領」第1章「総則」の第1「幼稚園教育の基本」の記述として正しいものを◯、誤ったものを✕とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 教師は、幼児一人一人の活動の場面に応じて、様々な役割を果たし、その活動を豊かにしなければならない。
B 教師は、幼児と人やものとのかかわりが重要であることを踏まえ、物的・空間的環境を構成しなければならない。
C 幼稚園教育は環境を通して行うものであることを基本とし、教師が幼児に直接教えることはない。
D 遊びは自発的な活動であるため、教師は、幼児一人一人の様子を見守り、幼児が自発的に遊び始めるのを気長に待つ。

(組み合わせ)
ABCD
1◯◯◯✕
2◯◯✕✕
3◯✕✕✕
4✕◯✕◯
5✕◯✕✕

【私の解答】3

【正解】2

【解説】
幼稚園教育要領 第1章 総則

第1 幼稚園教育の基本
幼児期における教育は,生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり,幼稚園教育は,学校教育法第22条に規定する目的を達成するため,幼児期の特性を踏まえ,環境を通して行うものであることを基本とする。
このため,教師は幼児との信頼関係を十分に築き,幼児と共によりよい教育環境を創造するように努めるものとする。これらを踏まえ,次に示す事項を重視して教育を行わなければならない。

1. 幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより発達に必要な体験を得ていくものであることを考慮して,幼児の主体的な活動を促し,幼児期にふさわしい生活が展開されるようにすること。
2. 幼児の自発的な活動としての遊びは,心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であることを考慮して,遊びを通しての指導を中心として第2章に示すねらいが総合的に達成されるようにすること。
3. 幼児の発達は,心身の諸側面が相互に関連し合い,多様な経過をたどって成し遂げられていくものであること,また,幼児の生活経験がそれぞれ異なることなどを考慮して,幼児一人一人の特性に応じ,発達の課題に即した指導を行うようにすること。

その際,教師は,幼児の主体的な活動が確保されるよう幼児一人一人の行動の理解と予想に基づき,計画的に環境を構成しなければならない。この場合において,教師は,幼児と人やものとのかかわりが重要であることを踏まえ,物的・空間的環境を構成しなければならない。また,教師は,幼児一人一人の活動の場面に応じて,様々な役割を果たし,その活動を豊かにしなければならない。

<参考>
幼稚園教育要領:文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/you/

 

問3 次の文は、ヘルバルト(Herbart, J.F.)に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1 彼によれば、教育の目的は倫理学によって示され、教育の方法は心理学によって示される。
2 彼は、教育の究極的な目的は、道徳的品性の陶冶にあると考えた。
3 彼は、「生活が陶冶する」という有名な言葉を残した。
4 彼は、教授において、子どもに多方面への興味を喚起することの重要性を説いた。
5 彼は、著書『一般教育学』のなかで、「明瞭・連合・系統・方法」という4段階の教授段階説を唱えた。

【私の解答】3

【正解】3

【解説】
3 「生活が陶冶する」はペスタロッチーの言葉

 

問4 次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

敏感期というのは、発育のうちにすなわち生き物の幼児期にあらわれる特別敏感な状態のことであります。それは一時的のもので、その生物に一定の能力を獲得させるのに役だつだけです。それが済めば、その敏感な状態は消えます。そのどの特性も、一つの衝動に基づくと限られた短期間に発達します。成長とは受け継いだ生まれついた無計画な発育のことではなく、周期的にあらわれる本能によって細心に指導される内面的な努力の結果であります。そういう本能が、発育のある段階に、その生き物に精力の消費を矯正します。その精力の使い方は、おとなになった人のものとははっきり区別されます。

1 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
2 ロック(Locke J.)
3 フレーベル(Fröbel, F.W.)
4 モンテッソーリ(Montessori, M.)
5 ルソー(Rousseau, J.-J.)

【私の解答】

【正解】

【解説】
問題文はモンテッソーリの『幼児の秘密』

 

問5 次の【Ⅰ群】の業績と【Ⅱ群】の人物とを結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A 京都に綜芸種智院を創設した。当時の社会では教育機関は主に貴族階級を対象として開かれているという現実を打破するために、貴僧俗の区別なく、民衆にも門戸を開いた。そこでは広範な知識を獲得する「綜芸」を通して、自己を取り巻く世界を完全に把握することを意味する「種智」の実現に至る道程を示した。
B 「知行合一」を唱え、わが国における陽明学の祖とされる。主著『翁問答』では、孝を道徳の根本とし、幼少期からの教育の徳教を重視するとともに、父母の役割に期待した。多くの人々に尊敬され、「近江聖人」とも言われた。

【Ⅱ群】
ア 聖徳太子
イ 空海
ウ 林羅山
エ 中江藤樹
オ 貝原益軒

(組み合わせ)
AB
1アエ
2アオ
3イウ
4イエ
5イオ

【私の解答】4

【正解】4

 

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