※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。
一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html
問3 次の文は、子ども観に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 子ども観とは子どもをどのような存在として考えるかということであり、子どもを重視した考えはルソー(Rousseau, J. -J.)の『エミール』が一つの契機となった。
B 1948 年に国際連合で採択された「児童の権利に関する条約」では、「母と子とは、特別の保護及び援助を受ける権利を有する。」と規定されている。
C 保育士は、自分と異なる子ども理解や保育観に出会うことにより、自らの子ども観を見つめ直すことができる。
(組み合わせ)
A B C
1 ○ ○ ○
2 ○ × ○
3 ○ × ×
4 × × ○
5 × × ×
【私の解答】1 ×不正解
【正解】2
【解説】
B 「児童の権利に関する条約」ではなく「世界人権宣言」。「児童の権利に関する条約」は1989年に採択。
問4 次の文は、子どもの定型発達を理解することについての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 生涯発達の視点から子どもの育ちを理解することで、乳幼児期の諸経験の意味をとらえることができる。
B 発達的見通しをもつことによって、具体的経験をより長期的な視座から理解し、子どもの現在と未来をつなげるための援助ができるようになる。
C 発達過程を理解した上で一人一人の特性や取り巻く状況を知ることによって、子どもの行動の意味をより理解することができる。
D 発達全般の道筋を知り、子どもの発達を促進するために、先取りした援助を主に行っていくことが重要である。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × × ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
【私の解答】1 ○正解
【正解】1
【解説】
D 先取りした援助を主に行うわけではなく、「子どもが主体的に関わろうとする姿を見守り、ゆった 27 りと構えて待つ、大人の存在が求められます」(保育所保育指針「第2章 子どもの発達 1.乳幼児期の発達の特性(2)環境への関わり 」)。
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