06保育の心理学 保育士 平成26年保育士試験

保育の心理学 問5~6 平成26年保育士試験(再試験)

※注 解説は私が個人的に書いているだけですので悪しからず。おかしなところがあればご指摘いただけると嬉しいです。

 

一般社団法人全国保育士養成協議会
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/index.html

 

問5 次の文は、養育行動を引き出す子どもの特徴についての記述である。この説を提唱した人物として正しいものを一つ選びなさい。

ヒトを含め動物の子どもは、いずれも体の大きさに比して、大きい頭と短い手足、広い額と丸い頬といった特徴をもっている。このような特徴を「赤ちゃんらしさ」(babyness)とよんだ。動物の成体は、「赤ちゃんらしさ」をもつものに対し、養育的な感情や行動が引き出されるよう、生物学的にプログラムされており、それによって動物の子どもは養育を受けて生きていくことができるとした。

1 ポルトマン(Portmann, A.)
2 キャンポス(Campos, J.J.)
3 ファンツ(Fantz, R.L.)
4 ブラゼルトン(Brazelton, T.B.)
5 ローレンツ(Lorenz, K.)

【私の解答】3 ×不正解

【正解】5

【解説】
1ポルトマン-生理的早産
2キャンポス-視覚的断崖実験
3ファンツ-選好注視法
4ブラゼルトン-アタッチメント

 

問6 次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の1「乳幼児期の発達の特性」の一部として正しいものを○、誤ったものを × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳幼児期は、生理的、身体的な諸条件や生育環境の違いがあっても、一人一人の心身の発達の個人差はほとんどない時期である。
B 乳幼児期は、生涯にわたる生きる力の基礎が培われる時期であり、特に身体感覚を伴う多様な経験が積み重なることにより、豊かな感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われる。
C 子どもは生活を通して、保育士との関係を育み、その中で個の成長も促される。
D 子どもは、大人によって生命を守られ、愛され、信頼されることにより、情緒が安定するとともに、人への信頼感が育つ。

(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × × ○
【私の解答】4 ○正解

【正解】4

【解説】
A 乳幼児期は、発達の個人差が大きい時期である。
C 保育士と限定するのはおかしい。

 

 

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