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能瀬の読んだ本

どちらかというとマキシマリストな私が「手ぶらで生きる」を読んだ感想

投稿日:2018年8月19日 更新日:

私はまったくミニマリストではなく、どちらかというと浪費家でマキシマリストだと思っていた。

そんな私が、どういうわけか、いつの間にかミニマリストのしぶさん(@SIBU__)をtwitterでフォローしていて、どういうわけかこちらのツイート(元tweetは削除されている)に飛びついて、気づいたら「失礼します!本いただきたいです」とメッセージを送っていた。

本はすぐに届いたのだけれど、しばらく寝かせた後、読み始めたらあっという間に読み終えたので、約束通り感想をブログに書こうと思う。遅くなって申し訳ございません。

ミニマリストとは

まずはじめに序章でしぶさんが「多くの人が抱くミニマリストのイメージは、「物を持たない人」だと思う。(p.22)」と書いているように私もそうだと思っていた。

私は、浪費家で、レシートも全部スキャンして補完しているし、ライブにいったらチケット手帳に貼るし、イベントとかのチラシやパンフレットも全部ファイリングして取っているし、御朱印や手ぬぐいを集めているし、どちらかというとマキシマリストだ(と思っていた)。

逆に同じ屋根の下で生活する妻は、よく断捨離の本を読んでいて、レシートは買い物したその場で捨てて、思い出は頭の中に保管、服などは1つ買ったら1つ捨てる、余計な家具は一切なく常に整理整頓されていて、人付き合いは最低限。彼女こそまさにミニマリストだと思っていた。

妻にそういうとミニマリストとはまた違うんだと言っていた。

何が違うのか読み終わった今でもよく分からないが、序章ではこうも書かれている。

ミニマリズムの本質は、ある1点を目立たせるために他をそぎ落とす「強調」にある。

(p.22)

自分が生きていく中で、重要なものを優先し、そのために他のものを犠牲にするということだ。

そして、そのそぎ落とすべき「無駄」はお金・物・時間・人間関係・思考・行動などあらゆる局面に及ぶとのこと。しぶさんの場合はお金と物から実践しはじめ、次第に他のものにも広めていったそうだ。

やっぱり、妻こそミニマリストに思えてきた。

マキシマリストだと思っていた私が共感したこと

ここからは自分のことをマキシマリストだと思っていた私が共感した部分を紹介していこうと思う。

床にそのまま寝る(第1章02)

こちらの論文に書かれているそうなんだけど、ある実験によると高級マットレスで寝ようがコンクリートで寝ようが睡眠の質や時間は変わらなかったとのこと。私はよく、リビングでテレビを見たまま寝てしまうけどむしろよく眠れることもあるくらいだし、やむを得ず職場に泊まらなきゃいけないようなときも職場の床にそのまま寝ても全然OKなのでこれには完全同意。

といいつつ、先日車中泊したら身長183cmの身体には狭すぎて身体が痛くなったので、amazonのタイムセールに乗じて寝袋買っちゃいました。すみません(笑)

テレビは持たない(第1章04)

テレビに代表される受け身な時間を減らし、能動的な時間を増やそうという主張。社会人になってから一時期テレビのない時期があったけど、本当に本読んだり能動的な時間が増えた。根っからのテレビっ子だし、最近は毎日欠かさず見る番組があるので、いまテレビがなくなったら困るけどテレビを楽しむコツはテレビを持たないことという主張には同意。

収納は持たない(第1章08)

しぶさんは「できるだけ、部屋に備えつけてある収納だけでどうにかできなかを考え(p.57)」、「見える状態にある(p.57)」そうだ。我が家もタンスも、食器棚もない。正確にはクローゼットの中に収納ケースはあるが、基本的には服はクローゼットにハンガーでかけられ、食器はキッチンの無印のステンレスシェルフに見える状態で保管されている。そのおかげか整理整頓してるし、余計なものは増えない。

狭い家に引っ越す(第1章09)

広い家に住むことでものが増えるし、家賃も高くなり、引っ越しの際のコストも高くなるとのこと。狭い家にすむことで無駄なものを減らし、所有コスト、引っ越しコストを減らそうという主張。我が家は結婚してから同じ町内で2回引っ越していて現在が3軒目。徐々に広い家に引っ越してはいるものの、ものが少ないおかげで引越し業者を使う必要なく、自家用車で大部分の荷物を運び、最終日にトラックと友人や家族の手を借りる程度で引っ越すことができている。

毎日同じ服を着る(第2章11)

同じ服を着ることで選択する回数を減らしストレスを減らそうというもの。仕事の話になってしまうが、私は基本的に同じワイシャツ、同じインナー、同じ靴下を3セット持っていて、それを着回して生活している。気に入った色の気に入ったものを毎日着てるので本当に快適。

プライベートはそうもいかないけど、結構同じ服着てることが多い。やっぱり好きなものを着るのが精神的に一番いいね。

「出口戦略」を考えて増やす(第2章15)

フリマアプリの普及で「物の流動性」が飛躍的に高まってるため、高いものでも売ること前提で必要なときに買えばいいというお話。私はメルカリを売る側でよく利用していて、某歌手の初回限定版DVDが数万円で売れたりした経験があるのでとても実感している。最近では、トレランウェアなんかも気に入らなくっても売れるので結構高いものでも安心してポチってるところがある。

悩む暇があったら、さっさと買う・捨てる(第2章18)

ある研究で「人間の直感は90%近い確率で的中することが証明されている(p.99)」そうで、一目惚れしたらどんどん買って、失敗だと思ったら躊躇なく手放そうという主張。最近よくあるのがランニングウェア。自作デザインを販売する人が増え、これはと思って買うのだけれど1回袖を通したっきりのものが結構ある。以前はせっかく買ったんだからと保管していることが多かったけど、最近は躊躇なくメルカリに出品する(けど売れないので妻に捨てろと言われるw)

消費する側から、生産する側にまわる(第2章19)

なんとなく消費して「与えられる」立場として「不健康な快感」を得るのではなく、生産活動を通して「与える側」として「健康な快感」を得ようという主張。

最近はサボり気味だけど、資格の勉強してるときとか、ブログ書いてるときが一番没頭感あってアドレナリン出るな。

あと、ちょっと話は違うかもしれないけど、私は誰かが主催するイベント(ライブや落語会ではなく、コミュニティ的なイベント)に参加するよりも、自分で主催するイベントの方が充実感が大きなと最近つくづく思います。

「1日1食」で生活する(第3章20)

しぶさんは1日1食で生活しているそうで、1食生活になってからランチ後の眠気に襲われることがなくなったり、常に空腹なので集中力が途切れることがないとのこと。

私も一時期、1食とはいわないが朝夕の2食しか摂ってない時期があった。昼飯食べてる暇がもったいなかったという理由だったが、毎日10km走ったりしてたがエネルギー切れになることはなかったし、3食摂らないといけないわけではないという点においては納得できる。ただ、体脂肪率は7%まで下がっていたので(現在は9%)常態的にハードな運動をしている場合はおすすめできない(笑)

食材を定番化する(第3章21)

1日1食だからこそ、栄養価が高くおいしいものを食べたいということと、選択コストを最小限にするという意味もあるのだと思う。

先ほど1日2食だった時期があったと書いたが現在は昼食も摂っている。現在の昼食は毎日ミックスナッツ。これのいけないところは、なんとなく2袋、3袋目にいってしまうことね。朝もだいたいメニューは決まっていて、ご飯、納豆、味噌汁、卵焼き、ウインナー、フルーツと完全に定番化している。

自分の時間を幸せにしてくれるものを選ぶ(第4章27)

消費の楽しみよりも自分で生産する楽しみの方が楽しいと感じる時間が長いのに、後者は準備や費用などの面でハードルが高いので多くの人が消費する方に流れてしまう。生産を習慣にすることで、これまでの消費も「生産のための消費」に生まれ変わるという話。

「消費する側から、生産する側にまわる」の項と同じ話だけど本当にこれには同意する。長いことやってるこのブログのおかげで(読者は少ないけどw)、日々のムカつくことも、辛いこともネタとして昇華できている部分がある。結構、一時期はこのカテゴリ人気あったんだからw

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荷物はコンビニでしか受け取らない(第4章28)

宅配便をコンビニで受け取ることで盗難や配達ミスのリスクに怯えることもなく、サインレスで24時間自分の好きな時に受け取れるからストレスないよ。加えてドライバー不足の昨今、配送業者も嬉しいよという話。

私も最近はもっぱらコンビニ受け取り。ほんと自分のペースで受け取ることができるし、こっそり帰るし便利。ただ、コンビニにスペースが足りなくなるんじゃないかしらと要らない心配をしています(笑)

「努力しないための努力」をする(第5章36)

しぶさんはかなりの面倒くさがりでできる限り面倒くさいことをしないで済むように、常に考えているそうだ。その結果がものを減らして散らからないようにしたり、お掃除ロボットに掃除を任せたりという行動に繋がっている。楽しいことに集中したいという思いが「努力をしない努力(p.178」を生み、「効率化」「自動化」「やめる」という行動を起こしている。

私もかなりの面倒くさがりなのでどうにか手をかけずにできる方法がないか、どうやったらサボれるかを考えているのだけれど、地道な努力をすることこそ重要と思っている人がいる。パソコンなどで簡単にできる方法を提案すると、これまでの自分の努力が否定されたと思うのか、「こういうやり方だから」とこれまでのやり方を続けようとする。時間の無駄でしかないのにああいうのはなんなんでしょうか。

「顔がわかるヒト」からの情報を最大限に浴びる(第5章39)

インターネットやSNSなど情報が溢れている時代だからこそ誰が書いたかか重要。質の高い情報を見極め、嘘の情報に惑わされないように信頼できる情報なのかと確認する習慣をつけようという話。

私も色んなSNSを利用しているが、本当にたくさんの情報が流れてくる。その中で、明らかに怪しい情報をリツイート・シェアする人を見たりすることで、少なくとも正しくなさそうな情報は見極められるようになったとは思う。また、小説はこの人、落語ならこの人、走ることについてはこの人という風に、困った時に意見を聞く相手を決めている。この人たちのおすすめはまず外れることはない。

「恩の奴隷」にならない(第6章45)

「恩は返すものではなく、まわすもの(p.215)」

就職してすぐ、尊敬する上司からごちそうになるたびに「俺にお返しする必要はないから。その分、下に使ってあげて」と言われてからずっとそう考えて過ごしてきた。後輩へのご飯はおいといて、懇意にしている劇団のチケットをたくさん買って勝手に周りにプレゼントしてみたり、最近はフラウドファインディングに協力したりしている。そしたら不思議なことに逆に恩がまわってくるのです。

物は少なく、「心の拠り所」は多く(第6章50)

しぶさんは浅く広い人間関係を心がけているそうだ。依存先を増やすことで自立しているかのように錯覚することができ、またリスクに対処できるという考えからだ。

私は子どもの頃からたくさん習い事に通っていたこともあり依存先がたくさんあった。そのせいか社会人になった今でも、自然と心の拠り所をたくさん作るようになった。おかげでとても生きやすさを感じている。たくさん習い事に通わせてくれた母親には感謝である。

終わりに

共感した部分をと書き出したが、50章中14章とたくさんになりすぎてしまった。マキシマリストと言ってはみたものの車にも家にも全くと言っていいほど興味がないし、ミニマリストの妻のおかげか身の回りは整頓されているし、少しはミニマリストの素質があるのかもしれない。とはいえ、ミニマリストになりたいわけではないんですが、マキシマリストだと思っていた私でもこんなに共感できる部分があったので、皆さんはもっとあるんじゃないでしょうか。是非、皆さんも自分のミニマリスト度を測ってみてください。

しぶさん、さっかく本頂いての感想がこんなんでごめんなさい。

 

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