ベトナム語

1文字違うだけなのに ~素晴らしきベトナム語の世界~

昨日のこと、ベトナム人の友人とメッセンジャーでやりとりしていた時のこと。

chúng ta đi ăn cơm lại nhé(またご飯行こうね)
私
Cさん
Cさん
Vâng, em cũng muốn lúc nào đó lại được đi ăn cùng anh...(はい、いつかまた一緒に食べに行きたいです)

そもそも、この「いつか」を「いつでも」だと勘違いしたのですが、「でもあなた忙しいでしょ?」と聞こうとして

nhưng em có bạn không??
私

と書いたところ

Cさん
Cさん
Bạn là người nhật hay người việt nam? Bạn trong trường hợp nào ạ? Bạn cùng phòng á?(友達って日本人、それともベトナム人?どこの学校の友達?ルームメイト?)

との返事。「ん?」と思って見返すと「bận(忙しい)」が「bạn(友達)」になっていました。

え?違いがわからないって?

「bận」「bạn」

「ậ」「ạ」です。

この一文字が違うだけで文法的に何の違和感もなく「でも、あなた忙しいでしょ?」が「でも、あなた友達がいるでしょ?」になってしまうのです。

言われた相手としては、「またいつか一緒にご飯行きたい」って言ったのに「でも、あなた友達がいるでしょ?」ととても卑屈な返事をされたみたいな感じになっちゃってるわけです。

 

文字だから起こると思いきや a は口を大きく開けて長めに「ア」、â は口をあまり開けずに短く「ア」なのに加えて、下の点が付くことでどちらも短く切って発音するため、ほぼ口の大きさしか違いがないという無理ゲー。(※ベトナム語をカタカナで書くのはよろしくないのは承知の上で書いております)

今回の件で、どっちがどっちかはしっかり記憶に残りましたが、正しく発音できるかは...自信がないです。

 

って話を、職場でベトナム人の同僚にし、「bận」「bạn」の違いを教えてもらったところ、どうしても上手に発音できず。そんな状態を見かねて、

秋さん
秋さん
bận じゃなくて rảnh(暇)使えばいいですよ。それか thời gian(時間)

と提案してくれました。なるほど、それはいい考えだ!というわけで次回からはこう言おうと思います。

nhưng em không rảnh, phải không??(でも、あなた暇じゃないでしょ?※付加疑問文)
私
nhưng em không có thời gian, phải không??(でも、あなた時間ないでしょ?※付加疑問文)
私

-ベトナム語