息子が今年から小学生になりまして、今年度の早い段階で読み聞かせしてくれる親の募集があったので応募していたのですが、昨日がその日でした。
てっきり保育士の妻と一緒に行くのだと思っていたら私ひとりとのこと。
一応、保育士持ってるし、保育士の実技試験は言語(読み聞かせ)を2回合格してるし、それなりに自信はあったのですが問題は何を読むか。
当日まで2週間に迫った休日、「練習しろ」とうるさい息子と一緒に図書館へ行き、何冊か借りてきました。
まず、候補に思いついたのが最近クラスで『雨ニモマケズ』を暗唱しているとのことで宮沢賢治作品。
いくつか絵本を見た中で『猫の事務所』を借りてくるもちょっと難しそう。
もう1つ借りてきたのが春風亭一之輔師匠の『だんご屋政談』。
「おいらきんぼう。ただいまブチギレちゅう!」
で始まる、ウケないはずのない作品ですが息子からの評価は
と何とも厳しい評価。すっかり自信を無くす。
翌週も息子と図書館に行くも心惹かれる作品には出会えず。
そして本番前日の木曜日。息子が「読み聞かせ記録ノート」なるものを持ってきた。
担当した保護者が読んだ本や感想を書くものなのでして、こんな記載が
★☆★読み聞かせに参加される皆様へ★☆★
この度はご協力誠にありがとうございます。(中略)
②本選びに迷われたときには、姶良中央図書館、学校図書館、担任の先生に相談されますと、アドバイスをいただけます。
言うの遅くない?w
そして練習を聞いた妻からも
え?先生いないの?
言うの遅くない?w
そう。週に1回職員会議の日があり、普段は子どもたちだけで読書している時間に読み聞かせを行っているとのことなのでした。それを聞いてだいぶ肩の荷がおりました。とりあえず前の方々と作品が被ってないのを確認し、1冊じゃ不安なので先日インスタでおすすめされたヨシタケシンスケ作品(お世話になってる方から奏太へのプレゼント。いつもありがとうございます。)を1冊追加。導入を考えて当日に臨みました。
教室に行くと机と椅子を後ろに寄せて前方に体育座りしている子どもたち。てっきりスクール形式かと思っていて、見えるか心配だったので、これまた一安心。
我が子は最前列で目を輝かせている。
から始めるともう大変。男の子たちが思っていた以上にうるさ・・・元気すぎて先に進まない。
『りゆうがあります』の希望者が多く読み始めようと
の質問に男の子たちがうるさ・・・元気すぎて先に進まない。
ちょっかい出した子が殴り返されて泣き出したりするカオス。
相変わらず我が子は最前列で目を輝かせている。息子よ、父ちゃんを助けてくれ。
途中から余計な掛け合いはやめ、サラッと読み進めることに。
何とか一冊読み終わり2冊目の『だんごや政談』に。落語をネタに導入しようと
びっくりするほどみんな「西郷どん」で止まってる。
もう無理やり「いだてん」からの「落語」を説明し読み始める。スムーズにいかなすぎて時間がないもんだから、もう余計なこと言わずに立板に水。
たった20分のことなのに終わる頃にはヘトヘト。
もう何より思ったよね。
一応、教育学部出てるし、一瞬小学校の先生になりたいって思ったこともあったけど、これは無理だなぁって思いました。
夜、自宅にて息子に「どうだった?何点??」と聞くと
との答え。こりゃ来年も行くしかないね。
ちなみに他の保護者の選んだ本は
1人目
2人目
3人目
・手遊び:かわずのよまわり
・音あてクイズ:鈴、ストロー、お米
4人目